たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

「とらドラ!」に対しての「納得」

WEB拍手より。

みのりん大好きだあああああ!!!
みのりんエンドが見たいが為に自分もとらドラポータブル買うかすごく迷ってます
ただ、ifでみのりんが素直になって竜児と付き合うようなことがあればそりゃあもうデレデレなみのりんが待ってるとしか自分には思えないのに対して、ゲーム製作者が同じようにデレデレになると思っているとは当然限らないわけで・・・
公式的にみのりんエンドになった場合デレデレにはなりませんよ、と突きつけられたら怖くて手が出せずにいます
なにこの気持ち!?本気で大好きなキャラなだけに公式的な物が逆にありがたがれませんorz

みのりん大好きだああああ!!!
どのくらい好きかっていうと、このくらい、このっくらい!!(両手を広げて)
しかし、みのりんは原作の、苦悩し、怯え、闘い、悩み、笑い、ふざけ、泣き、そういうのを全部含めて「好き」なのは自分も同じです。だからこそ、二次創作が非常にしづらいキャラだと思います。

10巻も読みました。
ものすごい終わり方でした。「大団円」というのはこういう時に使うんだなと。そして大団円のためにはただ突き進むだけじゃだめなんだなと。
まだ読んでない人の方が多いと思うので感想は今は無しで。
とりあえず一つ。おちんちんは立ちました。まじで。
だってー。
  
そして、改めて「みのりんが、僕は好きだなあ」とつくづく思いました。だからおっしゃる気持ち凄く分かります。
分かりますが、「可能性」は0ではないんですよね。
「とらドラ!」の二次創作って難しいよね
BIBASUKUさんみのりん同人誌を心から推します。みのりん派にとって、本当に素晴らしいですこれ。あえて大河を切ったところに潔さと技術を感じます。

大丈夫です。
ここにあるのも「一つの可能性」として楽しむのがいいと思うのです。
もし、物足りなかったら。ならば自分で書くしかない。そして両方を楽しめばいいと思うのです。
 
ただ、「とらドラ!」は大河以外での二次創作は、エンディング後か、ラブコメどたばたモード時以外は技術がいると思います本当に。
それだけ話が緻密に組み立てられているから。
今だとGUNPさんの亜美マンガが非常に秀逸だと思います。繊細な話だからこそ、こういう「他のキャラの心理」を想像する楽しさは何倍もでかいですよね。
ただし、あくまでもそれは「そのキャラにこうあってほしい」という欲求なのもまた事実です。
 
とらドラ!」は終わりました。
10巻のエンディングに納得がいくかどうかは、個々それぞれに任されますが、竜児はそういう選択をしました。
中には納得できない人もいるかもしれません。
しかし、読者であるぼくらは竜児そのものであると同時に、竜児の友人の視点でもこの話を読んでいます。
特にアニメでは、一人称状態だった小説を再構成して、亜美やみのりんの真意を盛り込んでいます。もちろん「アニメ制作者側の解釈」としてですが、かなり鋭く細かい部分まで整っていると思います。
 
キャラを愛すると、どうしても自分の理想や今までの経験がそこに注入されてしまいます。
原作者のイメージとイコールになることなんてありません。
だからこそ物語って面白いんですが、同時に「イメージと違うショック」というジレンマもまた発生します。
もちろん、原作のそれを受け入れるのが道理ってものですが、もし合わない場合はそれを捨てる必要もないと思います。
 
どちらも大事な「愛するキャラクター」像。
竜児から見て太陽のようだったみのりんも、泣いているみのりんも、おっさんジョーク飛ばすみのりんも、友人が「よくわかんねーなー」と見ているみのりんも、あと「オレの横で寝っ転がってマンガ読んでるみのりん」も、全部大事なみのりんです。
むしろ好きなものが増えたら幸せ、くらいの気持ちで「納得」していくのも楽しみ方の一つじゃないかな。
 

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みのりんは、本当に好きすぎてどうにかなりそうです。自分。
ただ、自分がみのりんの横にいたら幸せに出来るのか?って言われるとさっぱり自信ないです。分からないです。
つか、とらドラ!を読むと「何が最善の幸せなのか」が分からなくなります。
こういうのばしばし切り捨てて、考えないようにして生きてきたんだよなあ、なんて振り返ってしまいますが…ぐしゃぐしゃになって、涙も鼻水も垂らしながら必至に「幸せ」掴もうとする愚者たちの歩みを見ることが出来て本当によかった。
できれば10代に読みたかったけど、今おじさんになりそうな歳になってから読んだからこそ感慨深いものもあるので、いずれにしても「この作品に出会えたこと」「みのりんに出会えたこと」という奇蹟を喜ぶことにします。
それが最大の自分の、「とらドラ!」への納得です。
 
うん。10巻、良かった。
素晴らしいジュブナイルでした。
竹宮先生ありがとうございます。
 

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そして、好きすぎてまだマリみて最終刊読めずにいる自分。
足を踏み出せ、踏み出すんだ!!(自分に向かって叫ぶ)