たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

水泳の着替え、それは男のロマン。「みつどもえ146卵生」

もうすぐ夏ですね。
7月に入ると始まりますよ、水泳授業の時間が!
 
ここからは、水泳授業については一言あるオレのターン!
 
自分が小学校の時、更衣室無かったんですよ。マンモス校だったから「足りなかった」が正解かもしれませんが。
んじゃどうするかってーと、教室で着替えるわけですよ。教室で。
でも10分休みって短いじゃないですか。まあ中休みだとしても少し足りない。交代で着替える暇なんてない。
そう、同じ教室で着替えたんだよ。
今思うとすごいことすぎる。いや、今でもそういう学校あるのかもしれませんが、考えてみたらまるで天国のような状況だったのですな…。その時はきづかなかったけれども。
ちなみに黒板側が女子、後ろのロッカー側が男子とかでした。たまに入れ替わる。
勇気を振り絞って黒板を見れば、そこはタオルを巻いて着替える女子。
 
だがしかし!
小学生男子は気が弱い。弱いのだ。
むしろ女子の方が堂々としているくらいで、黒板側はみんな見たいけれども見ることが出来ないのである。
そして、黒板側を見た時に集中砲火するのは女子側ではなく、男子同士という罠。
「やーい、おまえスケベ!スケベ!」と。
みんな見たいくせに…幼いって本当にバカ!バカ!そこは協力しろよ!
 
かくいう自分も黒板側を見ることのできないチキンでした。
ちらっちらっと目を流しては、タオルの色を確認してドキドキしていました。タオルしか見えないとかどんだけチキン。
そんなチキンなぼくも、好きな女の子が向かい側にいる気配を察知。しかも他の男子はチンコ見せ合いをしていて、意識がそっちにいっている。
今だ!今ぞ、その時だ!
奇しくも彼女は、「ぱんつぬぎタオル状態から水着を着る瞬間」でありました。
そう、見えたのです!
 
ぼくは、あの一瞬を一生忘れない。
そう、あの蒙古斑の青さを。
 

●覗きというトキメキ●

女性にしてみたら「覗きなんて最低!死ねばいいのに!」と思われること間違いなしだと思います。ええ、大人がやっていたら全くもってそのとおりでございます。
しかし、小中学生はそうやって大きくなるんです。決死の覚悟で覗きを敢行し、先生に見つかってげんこつを食らって育つのです。そこまでの一連の流れが教育。「相手のいやがることしたらだめだよ」っていう。
だから、大人になった今だと、心臓ばっくばくいわせながら覗きにいく少年に対して「よし、おまえの意気込みはわかった!だがだめだぞ!」とげんこつを食らわせます。その困難を越えてなお覗くのならよし!(よくない
 
みつどもえ」は6年生が舞台学年なので、やはりそのイベントは発生します。
これが4・5年生だと脇が甘いというか、スキもでかいのですが(男子もそんなに興味ないし)、6年生女子は男子よりはるかに賢いです。


まあ、こうなるよね。でも今実際はどうなんでしょうね、これ使ってるのかしら。

ケアベア◎マキマキタオル【A.ドット】
シネマコレクション
売り上げランキング: 13480
これだよこれ。
一時期このてるてるボーズスタイルが流行った(?)気がしますが、今はどうなんでしょうね。小学校事情が分からないので何とも。逆に中学校だとここまでガードして使わないでしょうし。
まあ、てるてる坊主ルックはださいので、最近はかわいいのも出ているようです。

《ボーダー/ブルー》着替えタオルポンチョ
シネマコレクション
売り上げランキング: 30818
こりゃおしゃれなもんですな。
 
まあ、エロスの探求者である千葉氏としては。
・タオルで隠しながら羞恥!
・ぱんつを脱ぐ時にドキドキする瞬間!
・水着を着るとき思わずポロリ!
などにエロスを求めているでしょうから、この光景は不満なわけです。まあ、そりゃそうだなわなあ。
大人になるとこの着替えタオルの方がむしろ…げふんげふん、なんでもないよ。
 
とはいえ、千葉氏はある意味一枚上手。
他の男子はこの状況を知らず「うわー、着替えてるぜ−!」と興奮するのですが、彼は先回り二周三周。

すでに、細工済みである。
細工済みな上、巻きタオル(たぶんこれが正式名)であるのもサーチ済み。
出来る男だ、千葉氏。
 

●エロスというのは、羞恥から芽生える。●

ここまでぎゃあぎゃあ言っておいてなんですが、巻きタオルは確かに「その下で脱いでいる」というシチュエーションはエロいんですが、桜井のりお先生はもっと上の次元のエロスの話をしているわけですよ。
そもそも、本作品においてエロス=裸体ではありません。

見よ!この肉体美!
自分はだめな大人なので十二分に興奮しますが、脱ぐだけならこんなにも爽やかであります。
(だが、ふたばの裸を見ていい男は、パパとしんちゃんだけで勘弁な!)
 
のりお先生のエロ哲学は「脱げばいい」「見えればいい」ではありません。
ではどこにあるのかを見てみましょう。
例は、いつものごとくみっちゃんです。

露出は低いです。上のふたばよりもはるかに。
なのに…分かるでしょうかこのエロス!
そう、「脱ぐ」のが大事ではない。
「脱ぐことに羞恥すること」こそがエロスなのです!!!!!!!!
 
もっともみつばのは「羞恥」ってよりは「負けん気」に強い気がしますが。パンツ見られたくらいでは恥じないというか、みつばのパンツってクラスの全員が見ている気がしますし。
でもそういうことはいいんですよ。3の焦りと、紅潮した頬、そして全身から流れる汗。そこに、日常ではない瞬間が生まれるわけです。
千葉氏以外の男子は、てるてるぼーずスタイルでも十分興奮したかもしれません。
しかし、千葉氏の求めている物、そして桜井のりお先生の探求しているものは、上の次元である「非日常の精神的エロス」にあるのです。
 
ちなみに桜井先生の華麗なるエロ探求はまだまだ続きます。
驚異的なのはこのコマ。

なんと、みつばが水着で授業を受ける羽目になるという!
 
わかるだろうか。このコマを見た時のぼくのときめきが。
かにぱんつはみたい。すっぽんぽんも見たいさ。
だが違うんだ。
日常の中に非日常が紛れ込み、それに対して気の強い女の子が羞恥する。
そのバランスが貫く、刃のようなエロスだよ。
すごいぜ…みつどもえは…。今回も当然、パンチラシーンなし。
 

●それぞれの印象●

ちなみに、今回もキャラ同士の掛け合いの中に、小ネタがちりばめられています。
特にみっちゃん絡みはアホなのが多くてほほえましいのなんの。

このコマだけでひとはの衝撃が激しく伝わってきます。
「ねえよ」と。
みつばいじりのプロフェッショナルなひとはも、最近はみつばのリアクションのあさってへの飛びっぷりに振り回され気味。
にしても、こりゃ矢部っちも頭が痛いね。ただ、千葉氏もお菓子持ってきていたので、プール授業の時は特別…?いや、それはないですね。大変だこりゃ。
 
もう一つ面白かったのはこちら。

ふたばが勘違いをして焦るシーンなんですが…テレビはふたばの妄想。
そこに映っている同級生、「佐藤が好きでしょうがない隊」の伊藤さんなんですよね。
伊藤さんといえば、純粋無垢なおがちん・加藤さんと違って、「みつどもえ」トップレベルの腹黒お嬢さん。
どうやらこのコマを見るに、ふたばの中でも「伊藤さんはちょっと特殊」という距離感があるようです。こんなに誰でも信じてしまうふたばでも、です。
そういえば、以前しんちゃん絡みで伊藤さんに責め立てられて困惑していた事件もありましたしね。警戒心がわいているのかもしれません。
 
で、一番気になるのは…千葉氏がみつばをどう思っているのか。
ただのエロス実験の対象なのか、多少なりとも興味があるのかちょっと気になります。今の時点では…実験の対象でしかないようですが。スキが多いし。
でもなあ、杉崎とか宮下とか吉岡とか、そのへんの「むしろ小6っぽい子」にちょっかいあまり出さないんですよね。ガードが堅いからってのもあるんでしょうが…。丸井家、というかひとは・みつば集中攻撃なのはちょっと気になるところです。
 
個人的には宮下にエロ技をかけて、宮下が羞恥にゆがむところを見たいので、お願い千葉氏!
(小6に土下座してお願いするおっさんがここに一人。)
 
WEB拍手より、

地味に千葉みつが好きなので、もっとやってほしい今週号でした。
顔面に肘打ちをくらいぶっ飛ばされて流血しながら倒れた千葉を見て、まずガムを奪うみっちゃん萌え。
あとオチで水着のまま授業を受けるみつばに、上着もタオルも一切何も貸してあげない他の女子萌え。
なんかもう罰ゲームみたいなノリになっちゃってるんでしょうかね。
ある意味残酷だけどある意味楽しそうな感じで。
でもふたばだけ「1人にはさせないっスよ!!」って一緒に水着のままいてくれそうですよね。
で、ひとはは重ね着してるのに服貸してくれないんですよ。いいなあ。

そういや、誰も貸してくれないのね、みつばに…みんないい意味で空気読みすぎ。
みつばも最近はスルーされるだけではなく、結構クラスになじんでいるみたいですし、案外「みっちゃんはこういうキャラ」という位置付けになっているのかもしれません。
…どんなキャラだ。痴女キャラ?
 

 
みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス) 
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)
にしても、みっちゃんの肉のエロスに気づかないとは、やはり小6は健全ですなあ。うん。