たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

原点回帰、みつごの生活…だけど?「みつどもえ154卵性」

最近の「みつどもえ」は、すっかりキャラが増えて賑やかになってきました。
というのも、3回のループを経て小学生の視点が「家族」「学級」単位から「社会」単位に広がってきているので、当然といえます。エンドレスみつどもえ
ここしばらくはそんな感じで、かなり広い人間関係を描いていたみつどもえですが、154卵性で一旦リセット。みつごの生活にスポットがあたります。友人も先生も親戚も出ない核家族状態は定期的に入りますが、ちょっと久しぶりな感じですね。
 

●三人の役まわり●


今回はふたばの白線渡りがテーマ。
白線だけを歩く、といえば思い出すのは「荒川アンダーザブリッジ」のシロさんです。アニメ化楽しみ。

彼は白線の上しか歩けない男。
なんでなんだかわからないけど、小学生の頃よくやりました、白線渡り。意外とつながってないところが多くて難しいのよね。
子供達が自分ルールの小さな強迫観念の中で必死になってやるから面白い遊びです。大人になってからだと取り返しが付きません。
ワンコもやります。
白線の上を歩くのは何故? - Yahoo!知恵袋
 
もっとも、子供の頃このような遊びが出来るのは、彼女たちの見ている世界がそれほどでかくはないからです。見えている範囲は「社会」まで広がってはいても、行動半径は町内です。
特に今回は3人姉妹のみにスポットが当たっているので、ふたばのこの狭い視野の遊びは非常に適確。多分みっちゃんだと逆にコレはやらないでしょう。

上手い具合に3人の視界の幅が出ているシーン。ふたばは自分の遊びに夢中でそこしか見えていません。みつばはひとはというおちょくり役に振り回されてはいますが、ちゃんと荷物を持っています。ひとははこの中で一番大人ですね。もっている荷物は「まるえつ」。おそらくスーパーの袋でしょう。ほんとお母さんみたいです。
この位置関係が基本の3人。誰を欠いても成立しません。
 

●姉心・妹心●

ふたばの視野は、本当に狭いです。
目の前にあるものをすぐ「好き!」「楽しい!」とストレートに受け止めます。余計な考えの入る余地が全くありません。
それが、いいんだなー。

白線渡りをしている理由は結構無茶苦茶なんですが、それは実際見ていただくとして、このふたばの落ち込み方は本気です。大げさではありません。
嘘偽りなし。裏表無し。だからこそ、サディスティックなみつばもふたばに対してはひどいことをしません。

いやはや、このカットがまるで嘘みたいだ!
とはいえみっちゃんは根はやはりいい子なのですよねえ。特に「大好き!」とストレートに言えるふたばのことを、彼女がむげに扱ったことはほとんど無いと思います。
もちろんふたばの度がすぎるとさすがに跳ね返すシーンはありますが、このへんはやっぱりお姉ちゃんなんですよね。ああいいねお姉ちゃん。
 
一方ひとは。彼女は普段からふたば姉に「ひと!」と手を引いてもらって交友関係や世界を広げていました。あまり心を開かないひとはですが、ふたばに対しては結構フルオープンな事が多いと思います。

とはいえ、わりと「ふたばに愛される」ことの多いひとはですが、こうやって自主的に行動しているのはかなり珍しいと思います。
おそらく、周囲に他人の目(丸井家以外の目)がないから、なのかもしれません。

まあ、ただでは起きないんですがー。それを踏まえてもずいぶん丸くなったものです。
 
3つ子は確かに最初からそこまで仲が悪いわけではありませんでした。しかし1巻当時の毒っけの強かった関係に比べて、格段に成長を遂げています。毒っけは残っていますが、あくまでも大人がやりとりする「お約束」の域に安定しています。
あまりクラス内では姉妹同士の絡みは見られないのですが、以前のおばあちゃんの回といい、この回といい、やはり丸井家の中での関係も日々変化しているのでしょう。
 

●The 甘味●

そして、日々甘くなっているのはみっちゃんの汗です。

今年も一人だけ汗だくだよ!
毎年この時期になると感心してなりません…体型はそうでもないけど、汗だけでデブを描き分けるテクニック。うーん素晴らしい。
特に今回はひとはとふたばが汗を全くかかないので、彼女の雌豚っぷりが際立っています。
いやあ。汗だくな女の子がこんなにエロかわいいなんてステキですね。汗だく少女フェチとかの人にはたまらない季節です。
そういうフェチあるよね多分?

そして部屋では暑いのでスイカバー喰ってます。
スイカバーはいいんですが、軽くおなかの肉がやばいですよこのカット。
 
夏→暑い→アイス喰う→動きたくない→ジュース飲む→デブ
 
こんなコンボ。ああいとしい。その汗は全身甘味料。

そして、半裸でふたばに裸足で踏まれるというプレイ。
踏む側だったみつばが、踏まれて「気持ちいい…!!」ですって!悔しいでも感じちゃう!
自分は床に押しつけられて見ることの出来ないささやかなみっちゃんのオパイを妄想しながら、背脂に浮かぶ汗の甘みを舐めとりにいこうと思います。
この場合やはりおなかから背中を経由して胸→腋ですよね。みっちゃんは全身を有効活用しているなあ。
 

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ところでふたば帽子かぶってるの久しぶりですね。
以前はしばった髪の毛が邪魔でかぶらなかったんですが、今回はしっかり被っています。誰かに言われたのかしら?おばあちゃんとか。

あとこんな泣き顔もレアな回。
普段の「強い」「オトコノコ顔負け」というふたば像を一気にくつがえし、家庭の中では「優しくて弱い部分もある女の子」にリセットされるのが対比で感じらます。単体ですばらしい回というわけじゃないですが、トータルの流れで見ると欠かせない回だなーと。
 
 

みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス) 
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)
宮下は江ノ島にいったのかなあ…水着で日焼けした宮下にサンオイル塗りたい。塗られたい。