たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

吉岡さん、同人誌作るようになるまであとわずか。「みつどもえ156卵性」

今回のみつどもえは、乳首券大解放でした!
そりゃあもう、数人分も。しかも一コマに。
わーお!

まあ、エロ本の中なんですけども。
みつばの乳が浮いた日。「みつどもえ第114卵性」
上記のように今までもみつばのおっぱいが描かれたりしているので、それほど乳首に関しては厳しくないとは思いますが、『エロ本の中』という前提があればここまでおっぱい大サービスでも問題ないんですねえ。
にしてもこのクラスの男子はなんでこう…みんな巨乳好きなんでしょう。
多分ふたばの影響なんでしょうけれども!
 

●キャラクター相関図●

今回は吉岡が相関図を妄想して暴走するお話でした。
ほんと節操がないというか。

なさすぎるというか。
 
しかし人物相関図って、確かに超簡略化しないときれいにまとまらないんですよね。
実際に作ってみると分かるのですが、明確に「友人」「恋人」という関係じゃなくてもそれぞれつながりがあるわけで。たとえば「ウザイと思っている」「なんとなく気になる」なんかを入れたらえらいことになっていきます。むしろ群像劇であれば全キャラが総当たり戦になるはず。
だから吉岡のが正しいといえば、ただし…いわけないですねはい。
吉岡がみなに「間違っている」と指摘されるのは、なんといっても実際にはない関係をこじつけるからです。
 
でもね。
公式じゃない関係を夢想するのって…ヤバイくらい楽しいんだよね!
 

●愛という名の免罪符●


吉岡が相関図を作っていたのが、なんとも健全なホームドラマだというのは腰砕けな部分ですが、よく考えたらこれはある意味必然でした。
 
吉岡家は非常に厳格な家庭です。ママが。
もっともそれは「旦那が浮気とかしないか嫉妬で満ちているから」なのですが。
仮にテレビ番組で恋愛沙汰がメインの番組を見ていたらどうでしょう。あのママが平常心でいられるとはとても思えません。だから見る番組はものすごい勢いで削減(ママ基準で)。となると昼ドラのドロドロなんてもってのほか、見るのは健全の塊みたいな、恋愛沙汰から100万光年離れたような作品になるのも納得です。
 
ここで注目すべきは、そんな「複雑な人間関係」のない番組を見ているにもかかわらず、複雑な人間関係を欲する吉岡の行動です。

ちょっと真面目な話。
吉岡ママの厳しさは少し常軌を逸しています。ギャグマンガだから、というのは大いにありますが、友人の小学生女子がスカートをはいているだけで怒り狂うのはやはり過敏にすぎるでしょう。
おそらくテレビ番組はもとより、本も音楽もかなり規制がかかっている可能性は大きいです。
それはとても健全なことなのですが、度が過ぎるとやはり問題もあるわけで。
6年3組の教室にはエロ本マスターのひとはや、おっぱい大好きふたばがいます。セクハラの帝王千葉氏もいます。
今までを読んでいると分かりますが、この子たちちゃんと親の教育を受けていて、全然道を外れてはいないんですよね(ひとはのエロ本が18禁なのはともかくとして)。とても健康的に育っています。現実とファンタジーの差を理解している、というのが正しいでしょうか。ちゃんと子供が何故生まれるかの仕組みも分かっているようですし。
しかし、吉岡に関しては「エロ=いけないこと」という植え付けが強い可能性があります。

このコマや一番最初に引用したコマの反応は、ある意味女子らしい普通の反応でもありますが、その後の会話で「汚れ仕事」と聞き違いをしているあたりからも、「エロ=汚れ」という印象は強そうです。
 
でも、興味がゼロなわけではありません。むしろ抑圧された分興味津々です。
なら、その抑圧を許容するには何が必要か。
恋愛です。
そう、淫乱とか汚らわしいと言われることでも、愛があれば大丈夫なのです!
愛こそがすべて。ALL YOU NEED IS LOVE。
…この思想が吉岡をヒートアップさせた引き金な気がしてなりません。
 

●何もないところの重箱の隅をつつく●

しかし吉岡の気持ちはなかなか笑えません自分は。

有りもしないところに恋のオーラを探し求めてしまう…。
あの子のあの行動、恋だよね?
この子のこのセリフ、恋だよね?
その子のその態度、攻めだよね、受けだよね!!!
 
なんつーか。公式カップルはそりゃもう大好物ですけれども。
恋人ってはっきり言われるよりも、ちょっとしたところでほのめかされる「恋」のようなの匂いに食いつく方が面白いことは重々承知の助。
最終回までいっても特に関係のあるカップルではないんだけれども、あのとき話したあのセリフから「この二人は実はこういう関係ではないのか」というのを夢想するのは、作品を斜めから見る楽しさの醍醐味でもあります。
作者様には「ごめんなさい変な読み方して!」とか思いつつもやめられないとまらない。
吉岡が「ガチレンジャー」を見たら、次の月曜日には妄想小説を自由帳に書いて三女さんに見せること間違いなしではないかと思います。
もっとも、ガチピンクやゲスラゴンなんて出ている番組を、吉岡ママは見せないでしょうけれどもー。
スイッチはいる日が楽しみですね。
 

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というわけで、誰かコミケで「吉岡が作った同人誌」という体裁の同人誌を作って欲しいなあと思いました。
相手が0歳児でない限り、吉岡曰く「愛の形は人それぞれ」だぜ!
 
それはともかく今回の見所はここだと思いました。

照れるおがちん。
「普通」にかわいい(この場合の普通はいい意味の方)。
あと、今週の宮下の服装かわいいのにアップがなくて残念。もっとぼくに宮下の腋を見せてください。
 

みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)
みつどもえは8ページの中に2回オチが入ることが多いので、読んでいてボリューム感あるのがお徳感あるのですが、今回はその典型みたいな回でした。いやはや、そっちにフラグが立つなんて。どっかでそのフラグ使われたら…またこじれますな。
ところで、夫に対してはやたら潔癖な吉岡ママですが、某クリスマス合コンのこと知ったらなんて言うんだろう…娘の方はそこまで気にしないのかしら。
あと一点気になるのは…しんちゃんもエロいマンガに興味あるのね?!そうなのね!?