たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

私立桜が丘高校軽音楽部日記

さっそく「けいおん!!」の記事ですごいのがあったので紹介。
 
「けいおん!!」EDのファッションを手持ちの服でなんとなく再現 - arittakeの日記
 

以前「EDの衣装がよく分からない」と書いたのですが、そしたら解説どころか「手持ちの服でそれっぽい雰囲気にできないか」を再現してくれたサイトさんがありました。
この再現度が、新たに買い足したわけではないのにそれっぽくなっているという面白さ!
つまり、去年・今年あたりの普通の女の子の衣装をうまく組み合わせて魅せているというのがよーくわかります。
特にムギのはすごいですよ。そのまんま。そういえば昨年同人誌の「小学6年3組」を作る際に女の子のファッション研究をしたのですが、マリンルックは確かに流行りでした。
最初見たとき「80年代?」と思ったのですが、逆に言えば今は80年代の衣装をうまーく、かわいらしくアレンジしてファッション化している、と捉えられます。澪の服の柄だけはあえて80年代チックにしている感じはしますね。
ちょっと興味湧いてきたから、久しぶりにファッション誌買ってこようかなあー。
どうしても街中で女の子を見るのと、自分で買って着てみるのではやはり感覚違いすぎるので、とても勉強になる記事でした。
これ、上手く着こなせば、コスプレとは分からずにうまく街中にそのままいけちゃいそうですね。
 

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くず☆です・生
以前もうちのサイトで「くず☆です」の紹介をしたことがありました。あれはDJイベントで、アニソンや特撮ソングを延々とオールナイトでリミックスするものでしたが、今回は本人達が生バンドでやるということなので、ご紹介。

初期衝動性に富む若人ならともかく、もはやいい歳こいた中年が恥ずかしげもなく「けいおん!」に影響うけまくった挙句「俺達も楽器やってみね?」的なゆとりマインド全開になった末におめおめと戻ってまいりました。
つまり今イベントのきっかけは「アニメの中の女子高生がバンドやってる姿が楽しそうだったんで僕らオッサンも真似してみちゃいました〜☆」です。
どう控えめに見積もっても20年は遅すぎた感が否めませんが、それもまた「屑デス」クオリティ。

うふふ。
そういうの、大好き!
昨日高校生の方の熱い意見を見て、湧き上がるものがあったんですが・・・アラサーアラフォー世代よ、ちょっと熱くなっちゃってもいいんじゃね?!
ぼくは何においても、全力でやるのが大好きです。
このメンバーの中に友人もいるのですが、彼らが冗談半分でいいつつも、ガチで毎日会社から帰ってきて2時間練習しているのを知っているので、これは応援するしかない。
がんばれ「おっさん『けいおん!』」バンド。
ぶっちゃけ東京に住んでいたら、自分もおっさんバンドの一員として混じりたかったくらい。……パートが埋まってるので、なんだ、サックスとか?(いりません
 

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クリック超推奨。
これ……3DCGじゃなくて手書きなんだぜ……。
けいおん!」愛と「楽器機材」愛が感じられるすごいイラストです。
 

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今日はじめて知った一輪社さんがすごすぎて言葉にできなかったのでとにかく紹介。
えーと、合う合わないの強烈な作品だと思うので一概に「すごいです!」とは言いづらいんですが……「つかさ」という言葉に色々反応する人には見てもらいたいです。人によっては落書きのように見えるかもしれませんが、どこかで心のフックに引っかかる物があった人は飲み込まれる作品だと思います。自分はこれをジャンル分け出来る能力を持ち合わせていません。
もう言葉で言うのが無粋な気すらするんですが、あえていえば、「つかさ」を記号だと言い切っているにもかかわらず、その「つかさ」と同一化して感覚を描いているからすごい。
ちなみに他の絵を見ていただけると分かりますが、緻密でリアルなタッチの絵も描ける方です。だからこそ……これ描けって言われても描けないよ。ほんとに。
 
関連つかさは「存在」「現象」「文字」そして「ブレイクビーツ」
TsukasaRecords
 

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今日のtogetter
Togetter - まとめ「佐藤竜雄氏と椎名高志氏による、監督業は大変なんだトーク。」
機動戦艦ナデシコ宇宙のステルヴィアなどの監督佐藤竜雄さんと、椎名高志先生のやり取り。
アニメ化をする監督業がいかに大変なのか見えてきます。なんか胃が痛くなりそう。
 

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今日のアリス。
俺得です。興味ない人は見流してください。

まー何回か紹介しているのでご覧になった方も多いと思いますが、今日はちょっと体調崩していたので布団の中で読み返していました。
写真の量もさることながら、解説がものすごく面白い。なので小出ししていきます。いっぺんにだすと勿体無いし、ネタ切れしますし。
 
昨日はキャロルが少女のヌードをたくさん撮っていた(親の許可の上)のにもかかわらず、廃棄してしまったもったいなさについて書きました。でもそれが勿体無いのは資料的価値としてもそうですし、完璧主義なキャロルの性格からしても、どのような構図のどのような少女が写っていたか考えるだけでも本当に勿体無いとしかいいようがない。
しかし、このへんヴィクトリア朝時代の歪みが関係してくる、という話。
まあそうじゃなくても「少女の裸の写真を撮る」というのはスキャンダラスになってしまいがちですが、キャロルの話ちょっと違うんですよね。

お子さんたちは神経の細い子だから、脚をさらすことさえ頼まないつもりだと前もって断っておいた。だから彼女たちがいくらでも脱ぐことに応じ、裸で走りまわっていいと言われてすっかり喜んでいる様子だったのには、私は驚いてしまったし嬉しかった。

キャロルは人間嫌いで、かつかなーり繊細だったようです。
だからこそなのかな、少女達が自由に走り回る姿に「生」の感動を得た可能性はちょっと感じます。少女性愛はひとまずおいておくとしても、なんらかの感動があったんだろうと。だから「裸は少女の素晴らしい衣装」だと認識したんでしょう。
ところがヴィクトリア朝時代って非常ーーーに抑圧的な文化が発達していて、性どころじゃなく、この本では「偽善」とすら呼ばれる領域になっていた、と書かれています。
面白いことにたとえば。
「脚」について語るのはセクシャルである……うん、まあ分かります。
ところが「テーブルの脚が『わいせつ』であるからペチコート風の布でおおわれた」とまでなるともう笑い話。でも実話。
こんな中でキャロルが少女ヌードを撮って宝物にしたとしても、それをきっぱりやめたのは仕方の無いこと。
ヌードを捨てたのはこういう抑圧的文化の「偽善」に捕らわれたから?
どちらかというと、キャロルの言動を見ていると「迷惑をかけてしまう」という思いのほうが近かったのかな、と思ったりします。彼もまた、純粋な少年の一人なのかなーとか。
そういう目で「アリス」を見ていくとまたちょっと面白い。
 
とはいえキャロルの写真にまつわる話はまだたくさんありますし、少女達に送った手紙も面白い。そしてヴィクトリア朝時代にあった闇の部分も興味深いので、小出しにしながら整理してみようと思います。