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やっぱり道士は女の子じゃないとね!「ネクログ」二巻

死んでいるお姉さんは好きですか? はい。セクシーキョンシーバイオレンスアクション「ネクログ」 - たまごまごごはん
エロティックチャイナゾンビファンタジー、「ネクログ」の二巻が出ました。
ネクログ(1) (アフタヌーンKC)
一巻の表紙も「キョンシーいくよー、いっちゃうよー」という楽しさに満ちていましたが、二巻表紙は開き直っていていいですね。
ネクログ(2) (アフタヌーンKC)

エス! 血まみれ姐さん!!
血まみれ女性絵は実にいい。実に。
 
一巻は非常にフェチ度が高く、大好きだったお姉さんが「死体」として動くということを強調して描いていました。
二巻はフェチ度やエロ度は下がり目。そのかわり別のものが増えました。
ヒントは熊倉隆敏先生だということ。
 
答え。

ロリキャラ増えました。
やったねたえちゃん! 少女が増えたよ!!!!
 
血なまぐさい世界でございますよ。人が死んでも闇に葬られるような。
で、その死体をばらばらにしたり拾ってきてゾンビ(キョンシー)にするというね。
面白いのは、この作品でキョンシー化しているのが美しいお姉さんだということ。
そして操っているのが童女の姿をしているということです。

一巻のシーンですが、手前にいる目付きの悪い童女が、道士の胡。実際はこの姿ではないです。
なぜか童女の姿をしてすごしている、という設定。

これも一巻から。もう一人の童女の姿の道士。同じく実際はこの姿ではないです。
でも童女の姿をしています。
 
そして、そして。
二巻で闘う新キャラが、道士の少女、蘇秀梅です。

この蘇がめちゃくちゃかわいい。
半端に強いんですよ。主人公(一般人)からしたら、めちゃくちゃな強さではあるんですが、胡たちからしたら雑魚扱いレベルの能力。言うなればヤムチャ級。いやクリリンくらいかな・・・。
キョンシーは操っていません。師匠の敵のために戦ったり走りまわったりしています。
でも、繰り返し言いますが中途半端なんですな。ほんとに。いや、めっちゃ強いんだけど周りがさらに常軌を逸して強いので。
 
この微妙な立ち位置が非常にかわいくてかわいくて少女っぽくて!
(not 童女。少女です。)
生真面目な性格、内気で社交的ではないテンション、しぐさの細かな品、緊張してちょっとどもり気味な口調。
いやあ、いい女の子道士です。
道士は少女が一番・・・というわけじゃないんですが、このマンガを見ているとそう思えてくるくらい少女度数高め。
いやあ、さすが「もっけ」の熊倉隆敏先生だぜ!
 
物語的には主人公が、大好きなお姉ちゃんの反魂のために駆けまわる話。
なのでこの蘇ちゃんは別に、主役とって変わったわけじゃないんですが、二巻ではかなーり目立ちます。
というのも、反魂を願う主人公と逆に、死体蘇生を嫌悪しているという、カウンターの立場にいるため。

物語を否定しない、むしろ狂っているのは主人公側で、蘇ちゃんの方が理論的には正しい。
蘇ちゃんがきっちりマジメで正しいことを言っているキャラとして配置されているからこそ、主人公が理屈ではなく感情を優先して狂った行動を取り続けていくのが強調されるのです。
だからまあ、盛り上げるための役回りと言ったらそうなんですが、それがおっさんとかじゃなく少女道士ってのは実にいいですね。
反論されても、嫌な気分にならないし、その躍起になるのすらかわいいんだもの。
熊倉先生ありがとう! もっと少女いっぱい描いて下さい!
 
じゃあ一方少女じゃない女性、お姉さんはどうかというと、相変わらずキョンシーのままです。
術が切れるとこうなる。

「器」だけですから。
彼女が腐ったりせず、普通に人間にしか見えないのは胡の術のおかげなんですが、放置しておくと完全に死体ってのはなかなかクるものがあります。大好きだったお姉ちゃん・・・。
しかし術をかけると、何よりも強いってのがまたいいんだ。
生半可な強さじゃないです。ちょっとしたゴーレムレベル。

ゾンビ・キョンシーのごちゃっとしていて豪快な力技が見られるのが、道士達の術バトルが見られるのがこの作品の最大の魅力。
現時点では「人の命とは」とかそういうテーマは遠いところにありそうです。そもそも「大好きなお姉ちゃんのために墓荒らしまでしちゃう人の道外れていこうぜマンガ」なので、今後さらにサクサク人は死んでいくと思われます。
二巻で一番哀れなのは、たまたま巻き込まれて死んでいった数え切れない人たちなんですが・・・かるーいです。そんなもんさよ。
そんなことよりも女の子とゾンビだ!
 
ネクログ(1) (アフタヌーンKC) ネクログ(2) (アフタヌーンKC)
楽しいことやるよー、という作者のノリノリっぷりが見えるのが、気持ちいい作品。
もっともっとやってください。蘇ちゃんにさらに出番を!