たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ナースの制服と記号化についてしらべてみた。その1

昨日買った裕巳瞳子マスコット見てたら、他のも買っとけば良かったと後悔しはじめました、たまごまごです。せめて祥子様だけでもっ…!あ、マリ見て新刊「大きな扉小さな鍵」情報でましたねー。マンガ6巻もでました。OVA情報も出ました。うーゎー「マリ見て」が今ホッテストオブジイヤー

inイギリス。結果はというと、
男は1位看護婦・2位メード
(メディア報道では「メード」で定着してるのかな?)。
女は1位消防士・2位兵士、でした。
なんだかイギリス人も意外とファンタジーですね。「兵士」てそんな!
しかし、この中で一番妙に現実的なは一位の「看護婦」。比較的接する機会が多く、すぐソバにいる職業です。お母さんが看護婦、ってありそうだけど、お母さんがメイドとかお父さんが兵士ってそうそうナイ。
今となっては「看護婦」の言葉は日本でつかわず、すべて看護師に統一されました、一応。でも実際にはまだまだ「看護婦」「ナース」はよく使いますネ。
ほんとはあまり使うべきではないかもしれないこの言葉、いまだに男性の憧れの対象とされ、なかなか廃れません。
 
二位のメイドや兵士なんかは特にそうだと思いますが、こういうインタビューでの「イメージ化」された職業は、言ってみればわりと「二次元的」じゃないですか。ファンタジーですよね、存在そのものが。職業メイド、じゃなくて「メイドっぽいの」とでもいうべきか。

それにくらべて、わりと人口の多い看護婦、イメージ化とはいえちょっと特殊そうです。
看護婦google検索
ああ、トップはこうなっちゃうよなあ、やっぱり。しかし見てみると、エロっぽいのや萌えっぽいのもかなりの数をしめつつも、現実的に看護婦さんのページも多く、なんだか不思議な検索空間になっています。
ちなみに「メイド」だとこう。もうなにもかも違う検索空間です。
特殊ですね、「看護婦・ナース」という呼称。名前のせいもありますが、それを占める大きなポントはやはり「制服」。名前聞くだけで容易にイメージのわく制服の職業って他にないですし、性的魅力を感じるというのなら視覚効果がやはり一番。
そんなわけで、イメージの大元になっている「ナース」の制服と、看護婦という職業の「抽象化」についてしらべてみました。わりとマジメに、看護婦さんの実情からアダルティなのまでひっくるめてみてみます。
 
まず、いろいろなナース服のカタログを見てみました。
 
ナースウェアショップ ヴィーナス
非常にベーシックで、病院でもよくみられるものばかり。
5000円くらいと、意外にやすいんですね?
トリコットニット2ラインワンピースなど、静電気や制菌など結構こっていることがわかります。へー、あのポケットって二重になってるんだ?清潔そうなのもポイントですかね。色は「白衣の天使」ってくらいだから白が多いですが、ピンク・ブルーもものすごく多いです。
ナースハットピンなどに小さなオシャレ感ただようのもいいネ。なかなかオシャレなんてしている余裕のないお仕事です、こういう心の余裕があるのは大事かも。
 
メディカルユニフォームショップ
襟元が花柄など、ほんの小さなポイントに心配りがなされているのがステキ。女性ですもの、制服とはいってもちょっとでもかわいらしくしたいじゃないですか。
ヘルパーウェアのほうもかなりおもしろいです。こちらも明るめの色多いですネ。ジャージなんかもあります。消耗品としてとらえているのか、お値段安めです。
 
神戸サヌキ
カーディガンかー。こちらは意外と薄い色以外でもかまわないみたいですね?ってか、カーディガンも含めて制服で、好きな服は着れないとこもありそうですね。
 
医療用白衣.com
看護実習生衣ってすごくかわいくないですかコレ?なんで実習生と看護婦さんの制服は別扱いなんでしょう。やっぱり患者さんがぱっと見てわかるためかしら。それにしてもなんだか独特の色使いですネ。あんまり他では着る機会のなさそうな色だなあ。なんか見ていてほっとする服装です。
 
いろんな看護服のカタログ。
正規のものっぽいです。が、うーん?左をみるとなんだか用途が違う気もします。白かしら黒かしらグレーかしら。とりあえず普通に使われいるとしてみてみると、このへんとかすっかり「ナース」のイメージから離れていてカラフルですね。小児科医なんかで着ていたら子供が喜びそうです。
 
楽天のナースウェア
一応ちゃんとしたやつ。2600円て、ずいぶん安いな!もっとも先ほど紹介したようなオシャレなこだわりはほとんどない、シンプル白衣のようです。
んで、明らかに下に下がるにつれて用途がずれてますネこれ。こちらはすっかりコミケなんかのコスプレ用。いきなり値段ははねあがって1万4千円ナリ。
 
大人のおもちゃ扱いのほう。
多分ドンキホーテ行けば売ってると思います。しっかし、エプロンナースとかもうナースでもなんでもないですネ。セレブナースメンソレータムの子みたいです。絵に描いたような看護婦さんですが、現場では決して使わないでしょうね。天使ナースは一見本物っぽいですが、下着が透けてしまっているのでニセモノ。本物はきちんと透けないための加工がされていますっていうかそうでないと仕事にならんヨ。
このへんまでくると、現実職業としてのナースではなく記号化されたナース。「看護婦っぽい」とこだけを抽出して濃縮還元してますネ。
 
しかし、上の方の本物看護婦を見ても、やはり「白衣」のイメージは現実味を帯びたもの。うーん、イギリス人男性はコレを見てドキドキするわけですよ。日本人もカナ。
 
ちょっとさかのぼって、昔の看護婦服を見てみます。

看護白衣の歴史
最初はこんなのでした。裾ながっ!けつまづいて転ぶか地面ひきずりそうです。あ、そか、袴に近いのかなこれ?とにかくぜんぜん「看護婦服」っぽいイメージとは別物です。長すぎる白衣はやっぱりゴミくっつけて汚いので、昭和一桁くらいから足を出すくらいまで短くなりはじめました。昭和16年くらいまでは肩のところがぽわんと膨らんだ形が一般的でしたが、戦後は今と同様ぶわぶわ感のないシンプルなものになっていきます。
大阪府立高等医学校の記念写真など見ると、頭がでかくてびっくりです。塩沢とき?髪の毛が長いままずんばらりだと不潔だと考えられて帽子をかぶるようになったのですが、その帽子に髪をむりやりおさめるため、こんな風になったそうです。ビクトリア朝時代みたいですね。
 
こうして見ても分かるとおり、看護婦さんの服は昔はかっちりと、まるで軍人のようになっていました。そこまでしていた理由は、医師や看護婦の印象の画一化にあるようです。

「制服が与える影響の最も微妙な例の一つは看護婦です。病人は突然自己の尊厳を犠牲にして、自己の最も内部の身体的プライバシーの侵害に屈服することを要求されることがあります。こんな場合にはきっぱりとした、しかも優しさのある規律が必要ですが、このような効果は看護婦が制服を着るという、ほんのわずかの非個人化でうんと高められます。彼女は自己の個人性を少し減らすことで公的なペルソナを獲得しますが、このペルソナは彼女の優しさを決して抑えることなしに、職務をやりやすくし、同時にまた患者を彼女の職務に従いやすくします。制服の看護婦というのは、誰よりも女らしく、また誰よりも女らしくないのです。」
ラッセル・ブレイン『経験の本性』より

「看護婦」という記号は決して後世のエチィーな人がかってに抜き出した妄想ではなく、最初から「記号化」されていたもののようです。
確かに病室で寝込んでいたときに、看護婦服以外の服を着た人が診察に来てもなんだか落ち着きませんネ。というか、本物かどうか不安でなりません。しかし、看護婦の服を着ている、というだけで患者は安心します。ナース服着ている人=看護婦、と感じているからです。ナース服着ている人には老若男女問わず従わなければならないという感覚もまた、最初から仕組まれていたものです。
 
制服の意義

どんなに大きな会社や集団でも、同じ制服を見ると、安心感や目的に立ち向かう勇気を生み出します。某大手自動車メーカーのアメリカにある工場は田舎町の一大工場で、そこに勤めている事を誇りに思う従業員は週末の休日までも、その制服をきて町を歩いているそうです。ステータスの表れでしょう。
●非連帯感
職場の連帯感は色々な処に活力を見出します。しかし、連帯感を重視しない職場は事故やトラブルや発展性が無いと云われています。ユニフォームがそれを手助けしています。

警察官や運転手や果ては学生服にも当てはまる言葉だと思いますが、ちょっとこれを看護婦さんに当ててみたいと思います。さすがに休日にナース服着て歩いていたらワケがわかりませんが。
ナースステーションなどで看護婦さん達が全員同じ白衣を着ているのは、患者にとってものすごい安心感を与えるものだと思います。もしこれが、一人でも改造制服だったり、アクセサリー多かったり、あるいはほんのちょっと形が違うだけでも、心配になりますヨ。この病院、ほんとに大丈夫なの?って。それは看護婦たちの連帯感があるかどうかに他なりません。そりゃね、みんなバラバラなことしてるような病院に命預けたくないデス。
そうなると、ある程度の「没個性」はどうしても必要になります。
そのため。現在でも結構病院の規約はキビシイです。医者や看護婦の服一枚で、こんなに細かい規定が。
 
最初に看護婦を記号化しようと考えはじめて1世紀くらいたつわけです。その中で、「全員でそろうもの」かつ「清潔っぽい」かつ「患者の安心しそうなもの」と考えて行き着いた先が、イメージ化された「白衣の天使」になっていったのでしょうネ。
しかし、「○○っぽい」の域を実は脱していませんでした。そのため、現在ナース服は大きな問題を抱え始めています。
そのへんは、次回に続く
 

赤松健の奥さんの文章(明日は明日の風が吹くより)

「かわいい」とネットで話題の赤松健ネギま!の作者)の奥さん。ここで書いておられるとおり、文章が非常に秀逸でびっくりしました。
☆ナナヒカリ☆より
コレ読んでほんと泣いた。
たった30秒でも会える人がいる、その幸せはものすごく大きいんだと心から思いました。
こう思ってくれれば仕事でつらい旦那さんは苦しいのを乗り越えられるだろうし、寂しさで苦しい奥さんもこの思いを持てれば本当に頑張れるでしょうね。
がんばれ赤松健の奥さん、がんばれ世界中の奥さん。
 
拡大解釈ですが、他にも当てはまると思いました。
親子の場合でも、忙しい子供がほんの一言忙しい親に声をかけるだけで、お互いの存在を認める幅はぐっと上がるヨ。
友達の場合でも、お互い遠く離れてしまっても年に何回か便りがあるだけで、その存在に本当に感謝するヨ。
ほんと小さなことが人を支えているんだな、と思いました。こんなすてきな文章を書ける赤松健の奥さん、こんな一言をかけてあげたおじさん、ステキすぎです。

24時間マラソンとおばあちゃんとスタッフ。

24時間テレビのスタッフがおばあちゃんを恫喝「さわるなボケェ!」(痛いニュース)
もちろん、「触ってはいけない」という大前提があるのは忘れちゃいけないですよ、それはおばあちゃんであろうと子供であろうと。やっぱりランナーなんだから。有名人だからって触っちゃいけない。すっごい体力奪われちゃいますモン。おばあちゃん、まずあなたは気をつけないとだめヨ。
同時に、「がんばれ」て感じで近づいてくれるのはとてもうれしいのも確かかなあ。マラソンて一人で走るものじゃないから、観客も含めてトータルして「マラソン」だと思うんだな。
しかし、明らかにスタッフが「さわるなこら!」と、遠く離れたカメラにまで聞こえるほど叫ぶのは24時間テレビのマラソンというスタンスを考えると、あまりにも常識はずれすぎちゃったナー^^;見えないとこでやるならともかく、見えるとこでボロボロこんなことやってたら、非難が出るの当たり前。なんのためにマラソンやっているの?という空気を作ってしまったこの一言は大きなキズかも。カメラ意識してなかったのかな。
なんだかかなしいね。
この事件コメントにいくつかありますが、「叫んだスタッフが悪い」と善悪二元論では片付けれないと思いました。
しかし、この動画みたらやっぱり自分もショック受けましたヨもうストレートに。愛、絆、そんなのもどこへやら。ちなみに自分は、たとえやらせだとしても24時間マラソンはそれはそれでいい派です。毎回涙流すってのはどうかなと思うけど、がんばってないわけではないんだから。
関連・24時間テレビ中に大暴言「アンガールズキモい、姿慎めよ」
インパルスとアンガールズの馴れ合いはまあイイヤ。
さま〜ず三村が客に襲われてマジギレ
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3D035uY8Lsnys%26ext%3D.flv
24時間テレビではないですが。うん、これは怒るよね普通。なかなか見れない「画像が大変乱れています」が見れる貴重な映像。

ガチャピンひどすぎ。

いやもうヒドすぎ。
なんでこんなにブラックなのガチャピン。ムックのことそんなにキライ?
ガチャピンブログはなにげに毎日更新されているし、ムックいじりが毎回面白すぎです。すごいぜガチャピン。ぼくらのガチャピン。でもたまにはムックにやさしくしてヨ。
あ、以前「ムックには五文字しか書かせない」といっていたガチャピンですが、一応きちんと書かせてくれたようです。ムックの書き方ってずごいざっくばらんですネ。

最近のパチスロはすごいね。

パチスロに”萌え”!その名は「怪盗天使ツインエンジェル」
へ、俺と海さん!?声は田村ゆかり能登麻実子てまじですかコレ。キャラデザは「ドクロちゃん」の古賀誠さん。うーわー、マニアックだなー。すごいやってみたいけどすごい恥ずかしいコレ。
制作会社はトリビー
ほんと今はパチンコパチスロが熱い時代なのかもしれない。文化の発端になってるかもしれない。と思ったけど、エヴァ近くで育ったオタク世代が大人になって、パチスロはじめるようになったからなのかもしれません。あ、もし「ぱにぽに」スロットとか出たらものすごい勢いでやりにいきますタブン。さすがにでないか。

CMになってないCM


ネタもすごいが立体感がすばらしい。
自己表現という新しい世界。思ったものを表現できる世界。それってすごいじゃないかって思わせる傑作。
何かの深い意味がなくても、それが自己満足でも、自分を表現できる一つの形式パラフラにほれた。
ちょっとやってみたいと思いました、Flash。絵が動くってほんとすばらしいね。