たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

大黒黒客日記

セガさんが新たな一歩を!?と思ったら違いました。たまごまごです。
でもこれ、セガならやってくれるのでは!?と期待したのは自分だけではないはず。おにぎりうめぇー。
そんなわけで、うちでもドリキャスは現役ばりばりです。主にジェットセットラジオ的な意味で。
360版マダ−?
 

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ストパンやっと買えたよ!
早速見ました。
うん。なんだろうこの多幸感。
ぱんつじゃない物もいいんですが、女の子が自由自在に飛び回るってのは最高に気持ちよくないですか?どうですか?
ちなみに今の好き好きランキングは
1、エイラ・イルマタル・ユーティライネン
2、エーリカ・ハルトマン
3、フランチェスカ・ルッキーニ
です。ペリ犬は次点。
ああ、ものすごい勢いで同人誌を読みたい。できればガチエロじゃなくて、エロ有りのコメディで。
 

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んで、絶望先生DVDも買えました。やった!

感想はまた後ほど。とにかくOPに魅入られました。EDも。

賭博黙示録ひとは。「みつどもえ第116卵生」その1

秋だな!
今回は見所が二つあるので、分けます。
いや、なんというか、ネタバレを避ける意味もこめて。そのくらいテクニカルな回でした。
 

●賭博師は目で語る。●

今回の116卵生の題名が「賭博主婦録 買い時」
おお、これはみつどもえ新規方向性のにおいが?ざわざわ?
 
賭博についてはよくわかりませんが、みつどもえワールドで考えてみるならば、こうではないかと思われます。
 
■賭博が苦手そうな人たち。
ふたば(顔に出すのを躊躇しない)・みつば(きっと隠せない)・宮下(とりあえずひとは相手なら絶対勝てない)・吉岡(根本的に威圧感に負ける)・杉崎(この子もすぐ顔に出る)
 
■賭博が得意そうな人たち
ひとは(the ポーカーフェイス)・千葉氏(テクニシャンにして策士)・松岡(常にテンションがおかしいのできっとばれない)・佐藤(相対的に他より強そう)
 
ええ。賭博についてはほんと詳しくないですが、少なくとも顔に出るかでないかが大事なのくらいはわかります。
それを考えるならば、おそらく駆け引きで間違いなく強いのは、ひとはでしょう。
たとえばこんな駆け引き。
お金がない。焼きいもが買えない。
さあどうする。

目は語る。
小学生にしてこの威圧感。やるな。ざわ…ざわ…。
 

●賭博師は言葉でかき混ぜる●

まあ、今回の対決相手は同級生ではありません。たぶん千葉氏とひとはにかなうような子はいないです。矢部っちですら負けますたぶん。
今回の対決相手は、自称「冷血のギャンブラー」こと焼き芋屋のおっちゃん。

THE 年齢当て。simple!
しかしこれほどまでに、シンプルで難しいギャンブルがあるだろうか。
もっとも、小学4年くらい〜6年、つまり4年・5年・6年の三択です、非常にやさしく見えますな。
ふふ、そこだよワトソン。甘い甘すぎる。みっちゃんの汗くらい甘い。
ギャンブルはシンプルなほどに深くなる。
特にですね。「ひとは」という存在をよく考えてみてください。

桜井先生の突きどころは鋭い。
みっちゃんならまだ「6年生かなー」ってのは読めるわけですよ。でもひとはは成長が遅いです。このせりふのとおり「ぱっと見4年生」なんです。
これは難問ですよ。
そして見ての通りの、超絶ポーカーフェイス。この表情から何かを読み取るのは困難極まります。

親父の脳、フル回転。
みつどもえ、頭脳戦に突入です。
 

●賭博師は笑わない●

もうね。頭脳戦とか賭博漫画好きな人ならたまらん展開になってます。
賭博のレベルが、というのもあるのですが、賭博漫画によくあるコマ割と展開、思考のミキサーが見事にパロディになってます。
この親父のまわりを計算と共に回転する描写お見事。運動会の回なんかもそうでしたが、みつどもえはこういう描写にほんと長けています。
にしても、まさか名も無き親父のガチ思考をみつどもえで読むとは思わなんだ。
ざわ…ざわ…。*1

親父は精神を研ぎ澄まし、このギャンブルに挑みます。
みっちゃんの言動にも鋭く視線を向けます。
おお、これぞギャンブルに魅入られた男の目。
 
親父がどういう結論をだし、勝負がどうなったかはまあ見ていただくとしまして。
ひとはがいかに言葉をたくみに操り、賭博師としての才能を持っているかは必見でございます。
 
そして、一つとても大切なことを見なければいけません。そう、ギャンブルよりも大切なことです。

ひとは、ぱんつはいてない
 

*1:適当につかってますが、やっぱりこの擬音の力はすごすぎますな。

みつば、屁意との戦い。「みつどもえ第116卵生」その2

●みつばが輝くには食べ物が必要不可欠●

秋と言えば食欲と言えばみっちゃん。異論は認めません。
そんなわけで秋と言えばみっちゃんなのです。秋と言えばいもです。ようするにいもと言えばみっちゃんだということがわかる回でした。
さっきも引用したコマですがね、

どんだけうれしそうに食ってるんだと。芋を。
彼女のほっぺた真っ赤なのは、ほこほこ芋の効果もあるでしょうが、おそらくこの瞬間が最高の幸せだからであることは間違いありません。
 

●焼きいもと言えばあれ。●

さて。焼き芋ネタといえばあれです。
あれ。

おなら。
なんだろう、みっちゃんが言うと妙に説得力があります。でも「したいじゃないの……!」とか言われても困ります。
ただ、真剣な親父VSひとはの合間にこのコマが挟まるので、これすらもシリアスに見えてしまうマジック。
「おならが…したいじゃないの……!!ざわ…ざわ…」って感じです。
こうなったらみっちゃんのターン。ここでみっちゃんならでは独自の感性が炸裂します。
 

屁意
・・・?
屁意
みっちゃんの言語感覚は常に特異すぎですが、この二文字の説得力は強烈です。
だって、屁意ですよ、屁意。「おならをしたい感覚」という言葉を屁意の二文字でおさめやがりました。この雌豚ただものじゃない!
今後ぼくも屁意という言葉を使おうと思います。なんかおしゃれだしね。たぶん。
 

●みっちゃんの言語感覚と周囲巻き込み能力●

屁意は相当な名言なんですが、そのほかにもこんな単語も。

「パッとお手軽に死ね!」
うん、軽快。
ひとはにもまれているうちに編み出した会話だと思われます。
このように、みつばの言語感覚はいつもオリジナリティあふれています。ボケでありながら突っ込みの要素も持ち合わせた、なかなか貴重な人材です。
 
彼女は「サドガール」の別名を持つように、かなりゴーイングマイウェイな子ではあります。そのため、トークも彼女ペースになりがちで、みつどもえの人物の中心になることが多々あります。
今回とてもそれが顕著だったのが、このコマ。

寂しがり屋でおしゃべり好きで、それでいてマイペースなゆえにこういう構図になることが多いんですよね、みつば。
みつばを中心に囲むメンツ。みつばに密着する杉崎。茶化すひとは。突っ込む宮下。
多人数ながらもこのテンポが完成しているため、このコマ一つで空気がとてもよく伝わります。お見事。
加えて、会話のやりとりを見るとわかるように、やはりみつばの言語感覚が変化球気味のがポイントになっています。
確かに高慢なだけで愛想をつかされていた時期もありました。
しかし今、彼女は自分なりの言語テクを身につけてきています。
それは、友人に対する人間関係を少しずつ感覚的におさえてきているから、なんですよね。
 
そもそも会話言語自体が、相手のことを意識しないと鍛えられないものです。
みつばはコミュニケーションを比較的断絶している(一方的におしつけて会話しない)子でしたが、最近は「相手がどうとらえるか」を意識して言葉で遊んでいる感があります。
彼女が輪の中心になり、時に珍妙な言葉を吐くのは、成長の証なのです。
屁意とか。
 

まあ、もうちょいだけ気を使った方がいいな!

 
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