たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

私立桜が丘高校軽音楽部日記

もうこれをトップ記事にしないわけにいかない。
「マイマイ新子」DVD発売決定に、女子高生・福田麻由子も満面の笑み : 映画ニュース - 映画のことならeiga.com
 
マイマイ新子と千年の魔法」DVD化決定!!!
よかった!
本当によかった!
 
いやね、「結構どマイナーでいつやってたかわからんような映画だってDVD化してるんだから当然DVD出るだろう」なんて最初はタカをくくってたんですが、監督やスタッフ自らの声で(ロフトプラスワンの公開会議などで)「DVD化がかなり難しい」と聞いたときは仰天しました。
出て当たり前だと思ってたのに、出ないなんてことあるんだ!?と。
映画の世界の仕組みが分からないけれども……。
 
DVDのようなメディアが出なければ、映画が終わったら見る手段がなくなり、本当に「埋れた作品」になって消滅してしまいます。
しかし、最低限それは回避できた!
作品として全国に行き渡ることができるようになった!
ああ、本当によかった!
 
もちろん、かなり広角レンズで覗いたような画面に緻密に描き込んだ作品なので、出来れば劇場で、少なくともBDで、と思うところはありますが、今はDVDで拳を高く掲げたい。
また新子と貴伊子に会えるよ!
 
 
 
 
貴伊子の脚の観察ができるよ!!
超コマ送りで見るんだ……。
 
プレセペ - 『第10回 ラピュタアニメーションフェスティバル 2010』にて『マイマイ新子と千年の魔法』『アリーテ姫』を特別上映[アニメニュース:04月23日]
新子の聖地みたいになったラピュタ阿佐ヶ谷ですが、そこでとうとう「アリーテ姫」の上映も決まったそうで。これは貴重。
 

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けいおん!!」面白かった→あずにゃんかわいいよね→ムスタングいいよね→やっぱりカート・コバーンだよな→「Smells Like Teen spirit」→ティーンスピリットって「制汗剤」の名前なんだよねー→そういえばこのアレンジかっこいいんだぜ→まじで!(now!!)
いやあ、色々なアレンジのありそうなニルヴァーナの「Smells Like Teen spirit」ですが、このジャズアレンジの不安をかきむしるようなパワーはたまらない!

一応元ネタのやつ。
テンションあがりすぎて途中でハイハット盗んで行くやつとか、バスケのゴールにぶら下がるやつらがアホで素敵です。

These Are the Vistas
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The Bad Plus
Sony/BMG Japan (2003-02-11)
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The Bad Plusのアレンジ版はこちら。
 
あ、そういえば純ちゃんはジャズ研に一応いるんでしたっけ。
軽音部と掛け持ちしてくれないかなー。というか何の楽器やってるんだろう。
 

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「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」の平川雄一が、プレイコミックで関西下町娘人情コメディを新連載 - 情報中毒者
プレイコミック!うう、なかなか手に入らないタイプの雑誌に!
とはいえ、平川先生は大好きなのでなんとかして読みたいです。
 
「中村メイ子をかき鳴らせ!!!」は本当にいい漫画でした。
中村メイ子をかき鳴らせ!!!(1) (KCデラックス) 中村メイ子をかき鳴らせ!!!(2) (KCデラックス)
中村メイ子をかき鳴らせ!!!(3) (KCデラックス) 中村メイ子をかき鳴らせ!!!(4) (KCデラックス)
キャラクター全員に愛情が注がれているのはもちろん、楽器に対して、音楽に対してこよなく愛情が注ぎ込まれています。特に楽器に対しての思い入れがものすごい。そもそも楽器が女の子になる、という設定のマンガですしね。
正直最初は「楽器が女の子になるとか、萌え路線でやられてもなー」と思って一巻は敬遠していたのですが、実はものすごく熱のこもった音楽マンガであることを知ってから夢中になって読み始めました。
また、音楽をやりはじめてからすべてがうまくいく、ということがないんですよ。
とにかく挫折。失敗。分解。
むしろ辛いことの方が多いくらいですこの漫画。
なのに、最後の最後まで楽しい!
それが音楽だろう! 違うか!? と叫ぶような熱気に包まれていて本当に楽しいマンガです。楽器経験者なら3倍楽しいので是非。
 
THE CLEARASILS ザ・クレアラシルズ
THE CLEARASILS (ザ・クレアラシルズ) 演奏動画
平川雄一先生は実際にバンドを組んでギター弾いてます。これがまたバリバリの古き良きロックンロールバンドでいい音出しているので、興味のある方は是非。
 
 
 
 
自分も一応ドラムはやってますが、ギター持ってはいてもさっぱり弾けません。
なんであんなの弾けるの……ギター弾ける人は無条件で尊敬する自分。
あれを弾ける人の手の指は10本あるに違いない!
 

女装少年とジュブナイルポルノは相性がいいかもしれない?

ブルマ付き 男の娘マガジンわぁい! 「・・・どこまで本気なんだこの雑誌は!(笑」 - アキバBlog

どうなるんだろう?と心配のあった「わぁい!」ですが、なんだか堅実な上に相当頑張って本気で好きなものを作っている、流行に乗っただけではない本の様子。
これはとりあえず買ってみよう。
しかも上田裕先生がイラストで参加してるとかどういうこと。ひやあ。
 
自分も男の娘ネタは大好きなんですが、どこが好きかと言われると大きく二つに分かれると思うんですよ。
「自分がそうなりたい、かわいく、『男らしさ』から逸脱したい」
「見た目がかわいい女の子でありつつ、男の気持ちや感覚が分かる究極生命体への憧れ」
自分がなりたいか、見ていたいかの違いです。
自分は前者。だから男の娘ものはかわいい男の娘側に感情移入します。
 
これが「女装少年もの」(自分から女の子っぽくなりたいわけではなく、女装せざるを得なかった)になるとまた変わってきますね。
 

さてそこでこのWEB拍手

たまごまごさんがポルノ小説について語られたことってありましたっけ?
(ラノベを含む)小説もエロマンガも扱われているのだから、ポルノ小説にも何か一家言おありなんじゃないか、と思うのですが…
ちなみに自分は、ポルノ小説はエロ漫画よりもさらに視点がはっきりしているので、特にロリ物のポルノ小説で、かつ少女視点のものなんかには、何か語れる・考察できる点があるのではないかと思ってます。
けど最近読んで無いんだよなぁ…

ジュブナイルポルノですね。最近はエロラノベとか言われることもあるジャンル。
自分も大好きなんです。なんといっても絵で表現できない感覚の部分を想起させるので、読んでいて絵や写真では感じられない感覚が得られるのがすごい!
んですが、いかんせんあんまり数を読んでないのでそこまで語れません。勉強していこうと思います。性欲的な意味で。
あとジュブナイルポルノは挿絵に左右されてしまうことが多いのでそこが難しい感じはしますね。
 
というのはさておき、女装少年もので読んでいて「おおこれは」と言うのがあったので紹介したかったのです。

「僕は妹サマには逆らえない」という作品。色々調べて買ったわけじゃなくて、偶然見つけて買った、というノリです。
絵がギャルゲー風だったので「うーん?よくわからんぞ?」と最初悩んでいたんですが、試しに立ち読みしてみるとこの文体が非常に淫猥。
なんといっても女装させられた兄が恐ろしいほどかわいいんですよ。
その状態で、妹に我慢の限界まで責め立てられていくマゾヒスティックなギリギリ感がもうたまらんのですよ。
限界ってなにかってーと、ようは射精の限界です。
まだ出したらダメだよ、一人でオナニーしたらだめだよ、私に逆らわず我慢しなさい限界まで!というこの限界っぷり。マンガではなかなか描ききれないこの責めと受けのバランスの綱渡りが、文字だと非常によく描くことが出来るんだなあと感心することしきりでした。女の子側の快感をもちろん描きつつ、しかし女装少年側の快感描写の方が丹念に描かれているように思えます。
だから、かわいい女装少年になって女の子に責め立てられたい願望の人とのシンクロ率はとんでもないことになっているはず。
もちろん、そのギリギリのバランス感覚を上手く保っているのは、この作家さんの描写力が高いからに他ならないんだと思いますが。
 
ここでハッと気づきました。
確かにイラストがかわいいので、女装少年を責め立てるエロティシズムは視覚的にも得られるわけです。
しかしそれだけではなく、これ読んでいる人の中では主人公の少年静は、おそらく半端じゃなく「絵にも描けないような究極にかわいい女装少年」として脳裏に描き出されているのではないかと。
自分はそうでした。もちろん絵の効果もあるでしょうが、文字の世界での想像だから自分の最高に好みの「女装少年」と「それを責め立てる少女」の図柄に置き換えられるんですよ。
 
女装少年物、男の娘物は今はマンガが主流で、アニメラノベに普及している、という感じがします。
性的なものを伴わない場合は今のマンガ表現の力は十二分だと思います。性的なものを含んだものでも、おそろしいほどに女装少年の性を描いた作品もあります。
たとえばこれとかは自分の中では究極の逸品。ショタ注意。
ですが女装した男の子のかわいらしさとエロティシズム、そして感覚描写としては「ここまでできるのか」とうならされるくらい。
ちっちゃいおちんちんで羞恥する男の子とか最高でしょう?「少年ドルチェ」
ほんとええんよ……。
 
で、漫画の女装少年は確実に、そして明確にエロスを表現するのに対して、ジュブナイルポルノの女装少年は読者に託されて限界を突破できるんじゃないかな?と「僕は妹サマ〜」を読んでいて思いました。
 
女装少年作品の醍醐味の一つは見た目。もうひとつは感覚
特に「読者とキャラをシンクロさせる」タイプの作品の場合その感覚をいかに描くかが永遠のテーマの一つなんですが、ジュブナイルポルノはやすやすとそれを飛び越えてシンクロ率をめきめき高めてくれるんですよね。
言い換えるならば「自分の都合のいいように解釈が出来る」。
絵に比べて情報が少ない分読者の中で完成するため、読者の数だけ感覚がバラバラになり、連鎖するようにさらに女装少年というファンタジーの幅が広がっていく。
 
ふーむ。
ジュブナイルポルノはあんまり触れてないジャンルでしたが、これはもっと掘り下げて探して行く価値ありそうですね。
エロマンガほど魂をこめて探すことはできないけど、自分の好きなジャンル(ロリもの、ショタもの系)は描写的にどういう可能性を秘めているのかもっと読んでみたいです。
多分、「女装少年」というジャンルにおいてはジュブナイルポルノはすごい威力を発揮しているはず。
「男の娘」に関しては、客観視点(目の前に究極生命体がいる!)の方が強いため、もしかしたら漫画の方が表現の幅的に可能性が高いような気がします。
一長一短なんですが、比較してみるのは面白そうですね。
 
あ、上記の「僕は妹サマには逆らえない」ですが、「妹萌え作品」ではなく「女装少年が妹にいいようにされる」という被虐感のエロさが最大の特徴なので、ご注意ください。そして「むしろそれが!」という人には多分たまらんと思います。
 
関連・「男の娘」と「女装少年」は違う。
定義をすることに意味はないですが、ある程度趣味嗜好を理解することはよい本に出会うための糸口になると思います。
 

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おまけ。
ジュブナイルポルノ自体そんなに読んでないんですが、手放せない大好きな2作品があるのでメモ。
一つはSSS。

お姉ちゃんとのエロスを描いた傑作長編ジュブナイルポルノ
もうひとつは「おませでゴメン!」
おませでゴメン! (ネオ・ノベルズ)
雑破 業
辰巳出版
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少年と少女の秘密の遊びを描いた作品。
どっちも廃版ですが、多分生涯手放さないだろうなーと思うジュブナイルポルノ二冊です。