たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ジャズフェス見てきました。

今日は「岩見沢ジャズフェスティバル」でした。うちは「PE'Z」の追っかけなので、当然見に行きました。いやー、すごいよかった!全部よかった。
矢野沙織with井上祐一トリオ
遅刻したので途中からしか見れませんでした(´・ω・`)にしても、弱冠19歳にして、やけにやわらかい音を出します。チャーリーパーカーを演奏していました。その曲を自分のものにした音がとてもステキな肌触りでした。CD買いだな。
林栄一BigBand 別名「林管楽交」。
いきなり出てきたピアノがフリーダムすぎ。飛ぶわ跳ねるわ、ぐわんぐわん弾いてました。そこに20人くらいのビッグバンド。ドラム二人いたりトロンボーン4人いたりとかなり偏ってます。そしてアメーバーのようにぐにゃぐにゃとリズムを変えながら音を変えながら、時々に一つになったり時々ぐじゃぐじゃになったりします。あれ?これどっかで・・・と思ったら、最後に「渋さ知らズ」の「Naadam」を演奏。うわ、そういうことか!ペット、ボーン、4人もいたのですが、それぞれものすごくアクが強くて、聞いていてまったく音が違うのがステキ。それでいてあわせるとこはピッタリあうんだから不思議だなー!
国府弘子トリオ
こちらはとってもラテン系。ボサノバのにおいがしました。マシュケナダなど耳に覚えのある曲をやっていたので、みんなノリノリ。にしてもこの人の出す音男らしすぎ。ものっそい力強いピアノを弾きます。竹を割ったような音といえばいいのかな。トリオなんだけど何十人もいるように聞こえるパワーでみんなニコニコ。
塩谷哲
こちらはものすごい繊細な音を出します。ちょうど夕暮れ時の快晴の中、バラードの音色と、風が木を揺らす音が重なり合い、空気の中に溶けるかと思った。
PE'Z
キター!ヒイズミマサユ機の生グランドピアノ!初めて見てその音の深みとわけのわからなさ加減に感激。いや、本当に何考えてるのかちっともわからんよヒーちゃん。大好き。加えて今回は19日発売の「日本のジャズ」の曲をわんさかやってくれました。一番好きなのは「鈴懸の径(すずかけのみち)」。原曲はこんなのなんですが、このメロディラインを生かしてジャズロック風にアレンジしていてとても「カッコヨイ」曲になっていました。CD楽しみだなー。「みずいろの雨」では門田のソプラノサックスも披露。なんか彼のソプラノサックス、やたらエチーです。うまくなったなあ。ほんと。
彼らの出てきた人たちが大ベテランなので、音の柔らかさや人生みたいな深みはまだ持ち合わせていないのですが、やっぱり彼らの音は「全力疾走してるランナー」みたいで、若々しくていいワー。子供たちも老人も大喜びで踊っていたのが印象的でした。
 
さーて、次は「RISING SUN 2006」だー。楽しみ><