たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

サメについてしらべてみた。

「戦国BASARA2」やってると脳みそが宙に浮いたかのように何も考えずに遊んでしまいます。たまごまごです。危険です、このゲーム。セリフのかけあいが異常に増えているので、戦闘中でもいちいち面白いです。今のとこ珍妙で気に入っているのが「まつ」シナリオ。この夫婦、天下統一する気ありません。目標は究極のナベを作ること。なんで隣国に攻め込んで食材泥棒してるんだ。「まつはこのみずみずしいキュウリみたいだー」「まあ、いやだわ、犬千代さまったら☆」バカップルすぎてステキ。
 

モルディブ沖で超巨大サメが発見されたそうです。えーと、サメねサメ。「ジョーズ」も印象的だったけど、「ディープブルー」のヒロインの食われっぷりはすごかったなー。怖いなあ。がぶがぶやられんだもんなあ。んで、大きさはっと・・・24m!?プールの幅くらいあるのか!まじで急に怖い想像になってきたぞ^^;
ジョーズ」に出てくるサメでも、大体数mくらいだと思うんですが、24mていうたらガジガジされるどころか、丸呑みじゃないですか。へたしたら船ごとです。
25m級というと、今最大と言われるジンベイザメの15mをはるかにこすので、メガロドンではないかと言われてますね。メガロドンは「巨大な歯」という意味。そのまんま。大きさはこんくらい?
ピンときませんので、とりあえずサメの動画。
でかいサメがくらいつく映像
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DJ4YjmwCs6H0%26ext%3D.flv
こんなん釣りしていて見かけたら、ちびるどころかもらしますヨまじで。しかもイルカみたいに敏捷な動き。この映像の真偽はさだかではありませんが、少なくともこれよりでかい、ということだけは間違いないでしょうネ。
サメといえば、仮にでかくないとしても、ライオンや毒ヘビにならぶ恐怖の象徴のような生き物。現実問題として、今でも毎年サメに襲われて死亡している人は少なくないです。
サーファーが実際にサメに襲われた映像(ショッキング注意)
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3DRgop2vs4S-c%26ext%3D.flv
グロではないですが、結構えぐい映像です。これから海に行く予定の人は見ない方が吉。この人が無事だったかどうかはナゾです。しかも二匹きてるし。おそらく数メートルもないと思うくらいの大きさですが、十分に恐ろしさは伝わるかと。
 
こんなん海にうじゃうじゃいたら、うかつに海にいけないヨまじで!でも実際日本でサメに襲われて云々ってニュースはほとんど聞かないし、サメサメいうけど実物見たことある人ってほとんどいないじゃないですか、日本だと。ほんとのとこどうなんだろう?
というわけで、サメについて少ししらべてみました。
 
サメの世界
サメいわれたら最初にピンとくるのはやっぱり「ジョーズ」なんですが、実はjawsという英語の本来の意味はアゴ。あの映画の題名は実はアゴなんだぜ。あまかみしてはむはむするイヌでも、あご勇でも、映画とったら「jaws」なわけだ。英語のサメは「shark」です。
軟骨魚類」と呼ばれる魚で、マグロなどのような普通の食卓で食べる「硬骨魚類」よりも古くからいた種類と言われています。特にサメは大昔からいたことが化石で証明されており、太古の形のまま生きている貴重な種類だという人もたくさんいるようです。
サメといっても種類がめちゃくちゃ多いので、おおまかなものだけあげると、

1、ネコザメ、ドチザメなど、1mくらいで主にプランクトン、貝、エビなどが主食のサメ。すっごいおとなしいです。
2、ホホジロザメメジロザメ、イタチザメなど、イルカや大型魚を主食とするサメ。大きさは3〜8mくらい。人喰いザメといわれるのはコレ。
4、世界最大の魚類ともいわれるジンベイザメ。大きさは10mから15mといわれています。食べるのは主にプランクトン。
5、目がT字型のシュモクザメ。5,6mほどあり、たまに人を襲います。
6、上あごの先端がやたらとがっているノコギリザメ。1m程度と大きくないですが、時々刺さることがあるそうです。

こちらがものすごく詳しいです。(サメの海) 
こうしてみると「危ないかもしれない」ってのは結構いますが、実際に好き好んで人を襲うのって、ほとんどいないようですね?ほとんどのサメの危険度自体は、森に入っていって鹿につつかれて死ぬかもしれない程度の「危ないかも」って感じがします。
ネズミザメ科のホホジロザメはまさに「ジョーズ」のモデルそのもの。こちらでムービーを見ることができます。しかし、完全装備の人間様にはなすすべもないようで、今は乱獲されすぎて絶滅の危機だそうです。ふえー、どっちが凶暴なのか、よくわかりますね。

一方、あまり名前も聞いたことのないような「オオメジロザメ」というサメ、もんのすごく凶悪です。3m程度と比較的大きくない(いや、でかいけど)ものの、「口に入るものならなんでも食べる」という猛勇っぷり。おかげで世界でも繁殖しているのですが、当然彼らのすみかに人間が足を踏み入れようものなら、「口に入る」わけで、ざっくり食いちぎられます。しかもこいつら、恐ろしいことに淡水でも生きられます。つまり、川を登ってくることもある、ってわけです。
サメの注意報が出るのは主にこのサメのようなので、海外に行かれる方で警報が出ている地域に行かれる方は十分ご注意を・・・。特に雨でにごった水の日は、絶対近づかないのがよいようです。見えないからなんでもかじりつくんだってサ。
 
サメについての誤解
アメリカで、1959年から2003年にかけてなくなったのはたったの22人だそうです。思った以上に少ないですね?参考として、海で雷で感電死したのは1857人。ワニに食われた人は毎年2000人以上。映画になっていないだけで、こっちのほうがよっぽど恐怖だったりします。こう見ると、クマとかトラとかワニに襲われた人の死亡事故のほうがはるかに多く、サメ自体はトータルでそんなに人を「食べて」はいないんですね。必要以上におっかながりすぎのようです。
とはいえ、その領域に入り込んだときに襲われる事件はいっぱいあります。死んでないだけで。もっとも、すっぽんぽんで大自然の中に人間がおじゃましてるわけです、そりゃ当然といえば当然な事故ですネ。パンツ一丁でサバンナを歩く人のと同じことです。アメリカ以外の国でも死亡事故はたくさんおきてますし。
やっぱり、無防備状態を襲われるのは、こわいですヨ。
 
どうしてもこういうの見ると怖くなっちゃうサメの写真集
ジョーズと同じホホジロザメでしょうか。こういう写真「だけ」見て、サメって怖いねー、っていうのはちょっと違うんですが、でもこれみたらやっぱり怖いっすヨ!おそらく大きさ5,6mだと思うんだけど、それでもこの威圧感。また、陸上じゃないから逃げ切れる気がしません。上から3枚目の写真、自分がダイバーだったら泣きそう。下から2枚目の写真、どうなったのか気になって仕方ない。どうしろと!?一番したのやつは「志村、うしろ!うしろー!」という感じです。だいじょぶだったのかしらこれ。
サメ撮影ツアーでサメに囲まれた話
水中にいると、向こうもおっかないらしくてあんまり寄ってこないそうです。しかし、水面でばちゃばちゃちっちゃいの(人間)が動いていると、魚と勘違いして食いつくそうで。うーん、確かに水中写真だと、思ったほど怖くないですネ?やはり注意すべきは、サーファーたちのようです。
日本でも毎年捕獲されてるイタチザメ
毎年サメ狩りをしている地域が日本にあることにびっくりです。イタチザメは大型魚類や水棲哺乳類を一瞬で骨にするハンター。そんなに人の泳ぐようなとこには出ないとは思いますが、沖縄とかにいるんですねえこんなの。第二次大戦中のサメ伝説は、あまりにも恐怖なのでゼヒ読んでみてください。
やはり、近づかないことや捕獲することも、人間の安全にはある程度必要な気がします。乱獲はよくないけど、ある程度安心して漁とかできないとネえ・・・怖いもんやっぱり。
 
サメにあわない方法
おっかながっておしっこちびったら負けです。よってきます。光り物も厳禁。にしても、サーファーの人の「楽しいからそれは不可能」ってのは、業ですネw命張ってるんだなあ・・・。
当たり前ですが、こっちから茶化しにいったらダメです。なんでこんな当たり前のこというかと言うと、サメ被害のうち2割近くが、「サメを挑発した」からだそうですヨ。肝試しのつもりだったんでしょうか。それはさー、死んだら自己責任だって。楽しい夏だからって舞い上がってサメのすみかに踏み込んじゃいけないヨ。
サメ除去装置なんていうのも最近はあるんですね。微弱な電流を流すそうです。そういえば昔は、長いヒモみたいのつけたら「大きく見えて襲わない」なんていう話ありましたね。これもダイバーの話デ、サーファーは勘違いされると思うのでやっぱりダメだと思いました。
 
さて、「んじゃいなければいいのに」と思いたくなりますが、実はサメって超高性能食品だったりします。特に小型のは、実はみんな口にしたことがあるみたいですヨ。
青森のサメと四季の魚
まあフカヒレはそんな食べる機会ないですね^^;しかし、一部のカマボコやチクワにはサメが入っているそうです。これはなぜかというと、サメが他の魚にくらべて、低カロリー高タンパクだから。おお、これって、ダイエットとかに最適じゃないですか。
あとは最近売ってないですが、肝油はサメの肝臓だそうです。免疫力を高め、殺菌効果があり、お肌もピチピチに・・・いいことずくめですね。サメ料理とかめちゃめちゃおいしそうです。
サメ軟骨も体によいので、健康食品になってますね。
これ、ガン細胞の進行阻止になるという話があるので、一躍有名な栄養アイテムに。他にあんまりないですもんね、すごい貴重です。他に関節痛や老眼にもきくので、お年寄りには大人気な食品だったりします。
給食にサメ肉ナゲット
脂分の少ないサメ肉。栄養満点のサメ肉。欠点をあえてあげるならば、「おしっこくさいこと」。エイ(カスベ)などと同じく、軟骨魚類アンモニアくさくてちょっと食卓にあげるのは熟練のグルメでないと難しかったようです。最近はそれを簡単にとりのぞけるようになったそうで、給食にもお目見えしました。
いいね!もっとサメ食べようよ!と思ったんですが、世界規模ではなかなかそうもいかないようです。
 
マダガスカルのサメ漁の様子
ジョーズのモデルのホホジロザメは、「遊び」のためや「牙をとるため」だけに乱獲されているみたいです。有名になりすぎちゃったんですね。他のサメも「フカヒレ」のために、必要以上にとられすぎちゃっているようです。結局いつもピラミッドのてっぺんからむちゃをするのは人間ばかり。うーん、さすがに絶滅したら、生態系くずれちゃったりするんだろうなあ。
しかし、色々な種類のサメを「必要な分だけとって食べる」というのは、とてもいいことのような気もするのです。ばかすか殺して捨てるよりは、ある程度決めて漁獲して、感謝していただくのが礼儀なんじゃないかなー?いや、クジラとかもそうなんだけどさ。ケッコウムズイヨネソノヘン。
漁師さんたちはバランスを知っているので、ぜひともそのへんの開発をしてもらいたいなーと思うのでした。
 
オマケ
サメのおちんちんは二つ。
マジで二本あります。交尾中は離れないために、オスがメスに食いつくとか。痛い痛い・・・。
ハワイでサメと泳ごう!
いやまあ、オリの中から見るんですが。安全面は完璧で事故は0だそうです。サメ好きな人はチャレンジしてみると、ドキドキできると思うです。あ、うちはいいです。こわいですねん。
ロビン!サメよけスプレーだ!
http://youtubech.com/test/read.cgi%3Fdl%3D9A86qGMVkv8%26ext%3D.flv
「バットマンオリジナルムービー」より。1分48秒くらいからサメと戦う有名なシーンが見れます。この作品、かの名作「スーパーマン」スタッフに「バットマン(略)みたいな作品にだけはならないようにがんばろう」と言われるほどの迷作。
もっとひどい迷作「ジュラシックジョーズ」
あわせればいいというものではない。