たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

言葉のぜい肉の簡単ダイエット

最近自分は文章がやけくそに長い気がします。ポジティブにとれば、書きたい内容が最近ものすごく多いから、です。これは自分の中ではうれしいかな。
しかし、逆に言うと「いっぱい書くと安心する」という間違った状態にある気がちょっとします。うーん、スリムに分かりやすい文章を書いていくことが一つの目標でもあります。
そんなことを漠然と考えていたら、直接は関係ないですが、こんな記事を見つけました。
 
プレゼンテーションにおける「えーと」問題の考察RinRin王国より)

会話でもそうなんですが、何かを書くときにも言えるので必見。
1から5の項目に分かりやすくくぎっていて、どれも「確かにナー」と思いました。
基本的にはプレゼンテーションのためのテクニックなんですが、「誰かに教えるとき」「会話で」「文章を書くとき」と視点をかえて、ちょっと1,2,3についてみて見ます。4,5はそのまま使えると思います。
 
1、沈黙を恐れない
これが最大のカベ。他人との会話でもそうだけど、そこが一番プレッシャーというか、怖いです。だから躍起になってネタ探ししたり、突っ込みどころをギンギンになって視線めぐらせるわけです。自分なんかはいつでも突っ込みができるように身構えています。ずっとギースが当身投げできるように構えている状態です。だから、慣れてない人だと時々つかれます。これはいけない。考えてみたらなんてことはない、沈黙が「必要」な時も多いんですよね。
そういう沈黙によって、向こうも考えることができる時間がとれるわけですし。
それでも会話で沈黙するのが怖くなる自分は、まだまだ心を鍛えないとナア。
 
2、余計なことを言わない
これについては文章や会話の場合、「状況による」かな?とも思います。
もちろん、まったくしらない人へのプレゼンテーションでは少ない言葉、わかりやすい言葉で短くまとめるのが大事でしょうね。
逆に文章や会話では「そこにいたる過程」が楽しかったりするので、このいわゆる「余計な部分」に長けている人もステキだと思います。「教育者はよい演出家たれ」、なんてのも聞いたことがありました。
ただし、詰め込みすぎは視点をにぶらせますね。適度にしぼって適度に演出を。あと、自分で首をしめるようなことは書かない。
 
3、キーワードを決める
特に文章では、何かキーワードという「旗」をたてておけば、脱線してもそこに戻れますよね。行ったりきたり迷走しても、その旗の下に戻れれば、最終的には成功な気がしたりします。
意外と、書いているとき忘れてしまいがちです。いやね、書いていると他のことも気になって、あっちもこっちもと意識が移動しちゃって、本題がなんだったかわからなくなるんですよね。自分だけかも。
そういう意味では、「題名」があるというのは何かを書くときの指針になるなと思いました。行ったりきたりしても、そこに戻ればいい。
ちょっと話ずれますが、音楽も同じかもしれないなあ。何か旗印がないと、バンドってうまくいかないですよね。逆に言えば、旗印があると音が生きてくる。
ほら、脱線した。
というわけでキーワードは大事にしようと思いました。無理やり戻しました。
 
人に何か思ったことを伝えたい、と思うから会話したり何かを書いたりします。でもそれが伝わらないときは本当にはがゆい。はがゆくてボリボリかけばかくほどややこしくなることってありますよネ。
そんなときこそ大事なのって、1番の「沈黙を恐れない」なんだろうなって思ったのですヨ。
一旦立ち止まって考える勇気。そうすると受ける側も伝える側も、どの部分が「ぜい肉」なのか見えてきて、ダイエットしやすくなりますよね。視点を変える一番の方法なんだろうと思います。
ばっちり、ダイエット決めたいゼ。