たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

オタクは人にすすめたがる人種。

今日の早川さん「追加」(coco's bloblog)
昔、「戸川純貸して」と言ってきたときに、戸川純ゲルニカヤプーズのアルバムを全部貸して、しかも「ゲルニカはユニットで云々」みたいな講釈まで垂れてしまったKさん、すいません。いきなり全部なんて聞けるわけないやんなあ。
不思議の国のアリスかして」といわれて、テニエル画のとルイスキャロル原版と金子版アリス画集を貸した某氏、すいません。「解説写真集と、ルイスキャロルの『少女への手紙』も必見だよ!」とか言ったときに「それはいらない」と言った心情に気づけなかった自分がアレなんです。ああもう。
 
オタクがみんなそうだというわけではないですが、趣味にディープにつかればつかるほど、ちょっとしたときの食いつき力はスッポンのごとく、水を得た魚のごとく。なんて経験ないですかネ。自分はいつもなのでこれはなかなか見ていて「アイタタ」でした。
今でも人形ネタや不思議の国のアリスネタ、宮沢賢治ネタをされると、理性に歯止めをかけれる気がしません。自分と飲み会に行く人は、そのへん言うと朝まで語ると思うので注意です。
 
そういう意味では、今ブログに垂れ流しに出来るのは本当に幸せなことだなーと思ってます。上のエントリもそうですが、しつこいくらいに「これ面白い!ここ見るべき!ここはこう思うんだ、コレを知るにはこれも見て!」みたいに書けますし、見たい人だけ見れるし、あとから書き加えたり発展させて次エントリ書いたり、興味のある人同士でコミュニケーションもとれる。そういう意味でブログは楽しいと思います。
本をこれだけ、ムリに貸された時は地獄でしょうが、人と「楽しいことを共有したい!」と言うのは、ごく自然な欲求だと思います。それを加減したり空気読むのは、成長していけば身につく、カナ?
自分も「○○貸してー」と言われたら、華麗に一冊だけすすめるソムリエのように、贅肉をそぎ落とした紹介ができるようになりたいものです。
 
ん?マリみてが読みたいって?
マリみては1巻から小説版を読むのが基本ですよ、でも1冊だけだと面白さは伝わらないかもしれないし、キャラがたたないのでまず3冊は一日で一気に読むべきだね、でもそこでとめずに続けて卒業まで貸しておこう、あ、でもレイニーブルーは伝説になったから貸しておくよ、でもそこまでいったら新1年生の動向はしらないとね、ほらここまでくると瞳子の描き方が顕著になるからそのあとの裕巳の妹選びも・・・(以下2日に渡って語り、相手の手元にはマリみて全巻とDVD全巻とマンガ全巻とドラマCDがつまれているのであった。)
 
(注意・マリみて好きがみんなこうなわけではなく、自分がマリみて狂なだけです。物語はフィクションです。)
 
続編・面白いものを人にすすめる方法」オタク編