GUNSLINGER GIRL vol.8(相田裕)
書きたいこと多すぎてまとまらないのでとりあえずメモ。
とにかく、ペトラとサンドロを読んでいて、どんどん好きになってしまう巻。
で、表紙で感じるドキドキをそのまま読むことが出来るのですが、落ち着いて振り返ると冷酷なシーンが自然に多い、というなんともトラップいっぱいの巻だと思いました。ロッサーナの存在が何気に残酷でならない気がします。ペトラとサンドラにとっては。
久しぶりに出てきたエッタたちの数ページがものすごく強烈すぎるんですヨ。マジで夢に出るワイ。
いや、何もしてないんだけど、だからセリフの一つ一つのズレや残酷さが浮き彫りになるんですよね。なんかここしばらくの感覚で忘れかけていたけど、ガンスリってそういうマンガでしたね。エルザの話が出てきたのはちょっとうれしかったです。あくまでも研究対象でしかないのだけど、忘れられていないだけよかったなーとエルザ好きな自分は思いました。
今をイキイキと生き始めた少女がペトラで表現されていて、前向きな光があるのがいい!と言いたいところですが、破滅型の作品の空気がしっかり残っているのが読んでいてつらいのなんの。義体の純愛ストーリーと見せかけて、非常に攻撃的な「恋愛だかなんだかわからない感情の高ぶり」作品なのかも。