たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

レビュー

不思議な不思議な、お姉ちゃんの小箱。「アネトリス」

コアマガジンさんから頂いたエロマンガの感想の二冊目です。 もう題名からしてストレートに「エロいことするからよろしく!」というのが爽快です。逆に言えば、ドエロいのが苦手という人がいきなり読むにはちょっとハードルが高いかもしれない作品なのですが…

エッチの前後には笑顔だよ!「Positive!」

家に帰ってきたら、アマゾンさんの袋に混じってなんだか妙に分厚い荷物が。あれ、なんか頼んだっけ。 【モニター募集】ブロガーの方へ。コアマガジンの新刊書等をレビューしてみませんか。 応募したら受かりました。わーい、エロマンガ×2冊だ!やったー。 …

現実から、この一瞬だけは夢の世界に逃げていたい。「女王様ナナカ」

「SM」って、すっごい苦手でした。 いや、経験なんてこれっぽちもないですが。 イメージとしては、AVとかのが強すぎたんだと思います。痛めつけたりつけられたりして、何がいいんだろう?痛いのイヤイヤ、好きな相手を叩くとかムリムリ。そんなわけでS…

少女たちの夢と希望は丘の向こうに…「ブラッドハーレーの馬車」

●聞こえるかしら、ひづめの音● Anne「We've got a long piece to drive yet, haven't we? Oh, I'm glad, because I love driving.」 赤毛のアン「ちょっと遠いんですよね?嬉しいわ、私、馬車に乗るのが大好きなの」 馬車は、いい。 自動車と違ってゆっくり…

ただそこに、思いっ切りの笑顔を!「アオハルッ!」

私も中学生時代を懐かしむようになっちゃいました。 イキイキと元気に走り回る、そんな少年少女を見るとじわじわと涙があふれるようになりました。 だから、マンガで読むときは、子供たちの感動ストーリーよりも、もう思いっきり笑う笑顔の方が個人的にはク…

ゆったりした少女達とすごす、ゆったりした時間と距離感。「いつも君を感じてる」

自分は色々サーチしつつも拾い切れないのが多いので、エロマンガに関しては比較的表紙買いが多いのですが、今回はがっちり、表紙にやられました。この色使いがツボすぎて。 「コミックメガストア」と「コミックメガストアH」に掲載されていた、葉雨たにし先…

そして彼女は、好きだという感情に流されるんだ。「柳田君と水野さん」

「ばんがいち」に連載されていた長編エロマンガの単行本化で、榎本ハイツ先生の初単行本、なんですが、いやあ驚いた、いきなり売れ行き絶好調らしいじゃあないですか。 とらなんば成年コミック週間売上BEST10 「勘違いしないでよね!あんたなんかただのセフ…

乙女達だけが許された、天駆ける自由への翼。「アルト」

自分が空にあこがれたのは、「天空の城ラピュタ」を見てからでした。 最初のうち、雲の中に飛び込んでみたい、触ってみたいとどれだけ夢見たことか。実際は触れないけど、ナウシカやラピュタでは雲に船を押し付けるシーンがあって、もふっとしてるんですもの…

貧乳は、愛しさへの視線。「だって貧乳だもの。」

●二次元の大切な大切なステータス。● むかーしむかし、えらいお坊さんは言いました。 「貧乳はステータスだ」と。 勉強になりますね。 もちろん、胸のサイズなんてどうこう言ってもしかたないのですが、ある意味「二次元においては」その表現は事実でありま…

囚人虐殺爽快痛快監獄遊園地「デッドマン・ワンダーランド」の4つの狂気。

●ワンダーランド・ネヴァーランド・タイドランド● 大槻ケンヂはかつて「埼玉ゴズニーランドに行きたい」と歌いました。 現実の世界をすべて捨てて、キャラクターの帽子をかぶって、ニコニコしながら暮らせるような生活を送りたいと歌いました。 実際それは多…

「こどものじかん」4巻から見る、先生達の見るこどもへの視点。

「こどものじかん」4巻買ってキタヨ。限定版じゃないほう。 あ、別にポリシーとかじゃないです。単にお金がなかっただけです。 あえて並べてみたヨ! 「こどものじかん」もとうとうアニメ化するわけですが、実はなにげに4局でしか放映しないというワナがあ…

武侠の世界は仰々しさが醍醐味ダ!荒川弘「獣神演武」

●武侠モノとの出会いは突然に● 昔「カンフーカルトマスター」という映画を友人に見せられたことがありました。 いやもうなんというか、初めて見たときは「なんだこのバカ映画は」と、腹を抱えてゲラゲラ笑ったものです。実際ありえないようなアクションシー…

まったりオタライフとしての、「らき☆すた」のほどよい熟成感

「らき☆すた」5巻読み終わりました。たまごまごです。 いやあ、なんか熟成してきている。あれだ、ほどよく発酵したチーズとか日本酒みたいです。いかに「まったり」を楽しむかのリズムを作者が完全に把握しているのが伝わります。 うん、相変わらずあわない…

死ぬほど愉快に暮らそう。「スカタン天国」に見るポジティブな生き方のカタチ。

WEB拍手で自分のハートを貫くのがあったので、ちょっとここで紹介します。 この人は多分自分のソウルブラザーだと思いました。そんなん言われても迷惑だと思いますがソウルブラザーです! 昨日の拍手レス読んだ後に急に頭に浮かんできました。 こなたとそう…

高橋しん版「トムソーヤ」で、本気で冒険したあの日を思い出す。

●どこまでも胡散臭くて安っぽい宝の地図でも● 昔、小学生の頃、近所に山がありました。 今はもう宅地開発されて、面白いくらいその面影はありません。 もう記憶も曖昧なんですが、子供の足でいける程度の距離のところに川があったんですよ。あの当時だとすげ…

大学生活で、お酒を飲むのもいいもんだ。「もやしもん」の酔っ払い癒し空間。

業魔殿書庫・オタク漫画紹介第一回で「もやしもん」がテーマということなので、ちょっと参加してみようと思います。 「オタクが題材のマンガをみんなでレビューしていこう」という面白い企画なんですが、その一発目が「もやしもん」ってのがイイですね。いき…

劇場版ヱヴァ序にアスカがいないので、「碇シンジ育成計画」で補充しよう。

新劇場版ヱヴァ、なんかもうあちこちで好評ですね。 「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」エヴァを知っている人もそうでない人も。 感想リンク下にためて載せてみたのですが、特に奈須きのこ先生の熱の入りっぷりに心打たれました。スタッフロール中、誰も席を…

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」エヴァを知っている人もそうでない人も。

EVANGELION.CO.JP 見てきました、劇場版。激混みでした。一番でかい上映館ですら満杯の有様。 みんなエヴァ好きだな!そんなみんなが大好きすぎる。 とはいえまあ、成長した自分はエヴァグッズとかにはもう目もくれないぜ大人だな! とか思いつつ、限定版の…

「ビーチスターズ」に見る、駆け回る少女の疾走感

●ヒロインは飛んだり跳ねたりしていこう。● おしとやかなヒロインは好きですか。はい、大好きです。シータとか。 男の子から見た、ヒロインヒロインしているヒロインは好きですか。はい大好きです。 しかしそれ以上に、自分は飛んだり跳ねたり自由気ままに動…

コミック版「電脳コイル」に見る、少女達の身体感覚。

●ちゃおを買ったら店員さんが付録のカード渡すべきかどうか悩んでいたよスイマセン● ちゃお8月号に電脳コイルのコミックスが別冊でまるまる1冊つくというとんでもない事態が起きていました。 きなこ餅コミックさんのところで知って、あわててちゃお買いに行った…

とっても小規模なハルマゲドンと、中学生の体型。「しはるじぇねしす」

●堕天使たちのララバイ● 堕天使という響きはなかなか創作においては心ゆらすものがあります。 堕天使小辞典 女神転生とか好きな人だったらすっごい面白いと思うのでオススメ。 しかしこんなにあるんですねえ。超有名どころのルシファーをはじめ、ベルゼブブ…

「メガネxパルフェ!」に見る、メガネ男子の性格とメガネの形状の関係

5、6、7月と、きづきあきら+サトウナンキフェアが行われているようです。「メイド諸君!」2巻、「メガネxパルフェ!」、「いちごの学校」1巻の連続リリース。 はて、きづきあきら先生と言えば非常に毒の強い人間関係を生々しく描くことでも定評がある…

子供に感じる異質が怖い。「誰かがカッコウと啼く」

●実は私、赤ちゃんが抱っこできないんです● 実は最近まで、私赤ん坊が苦手でなりませんでした。 泣くからとかおむつ面倒だからとかではありません。 赤ん坊ってね、ぷにぷにしてるじゃないですか。アレを見ると芋虫思い出しちゃうんですよ。で、芋虫って針と…

邪眼は月輪に飛ぶ

邪眼は月輪に飛ぶ (ビッグコミックス)作者: 藤田和日郎出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/04/27メディア: コミック購入: 10人 クリック: 105回この商品を含むブログ (234件) を見るきっちり1巻でまとまっている藤田先生の傑作。「この作品がすごいのは当…

デトロイトメタルシティ 3巻

デトロイト・メタル・シティ 3 (ジェッツコミックス)作者: 若杉公徳出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2007/04/27メディア: コミック購入: 6人 クリック: 35回この商品を含むブログ (333件) を見るDMCもまた、説明するまでもないですね。 改めて読むと、根岸の…

苺ましまろ 5巻

苺ましまろ 5 (電撃コミックス)作者: ばらスィー出版社/メーカー: 角川(メディアワークス)発売日: 2007/04/27メディア: コミック購入: 6人 クリック: 70回この商品を含むブログ (219件) を見るもう説明するまでもないくらい、オタ文化の顔の一つになってます…

大きな可南子と小さな少女たち(とおしり)。マリア様がみてるOVA「涼風さつさつ」

ちょいと感想書くタイミングがズレこんだのですが、次の「レディGO!」の情報が出始めたので、書いておこうと思います。 ●おしり。● いきなり下品で申し訳ないが、何はともあれ、先にこれを語らねばなるまい。 今回からEDがマーティン・フリードマン作曲…

「魔法少年マジョーリアン」に見る、少年少女たちの性の感覚。

●ショタ魂を思い出せ● 半ズボン好きですか? 自分は好きです。 今は7分くらいのスソの子が多いので、ほとんど見かけなくなった半ズボン少年。小学生で言えば、いわばブルマ並に絶滅の危機に瀕しております。 しかしながら、ファンタジーとしての「少年性」…

はいずりまわる少女たちを再び殺しに行こう。マンガ版「ステーシー」

なんか他のマンガのこと書こうと思ってたんですが、オーケンのことしか考えられない状態なので、そのままの脳みそでいきます。 大槻ケンヂ作品のマンガ化は昨日書いたとおりですが、その中でも異彩を放ってグロテスクで美しいのが長田ノオト版「ステーシー」…

華麗でエロティックなシンシア・レーンに酔え!「OVER MAN キングゲイナー 6巻」

●キングゲイナー、オーバー!● キングゲイナーも放送からだいぶたちましたが、マンガは独自のペースでじっくり続いております。掲載誌はメディアファクトリーのフラッパーです。 この作品も、下手にあせって質を下げることなく、マンガ単品としてもかなり読…