たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

なあフィギュアを買おうじゃないか

ちょっとフィギュアを買うかどうか、それが問題だ。に対するコメントが面白かったので、それを交えながら「フィギュアを買うということ」の意識について自分の意見を書いてみたいと思います。
 

●恥ずかしさ●

う〜む、ソウルメイトと呼ばせてください、私も悩んでましたねナディアのフィギュア、欲しいと恥ずかしいの
間で、買ったらきっと今後歯止め利かないだろうなー、フィギュア買いまくるんだろうなー、と最初の一歩は大きいです、はい

やあ、ソウルブラザー!
「欲しい」と「恥ずかしい」っていうのはものすごい痛感する次第です。
「欲しい」は個人差あるのでおいておくとして、ここで面白いのは「恥ずかしい」の部分。まあぶっちゃけエロ本やBL本を買う仕組みと同じだと思うのですが、一回買うと羞恥心のハードルってぐっと下がるんですよね。しかしなぜ「恥ずかしい」と感じるのかが興味深いところです。
やっぱり「美少女キャラクターをおいてある=性欲」という構図はどうしてもぬぐえないかなあ、というのは漠然とイメージにはあります。自分も買うまではそれが一番のネックでしたし。「エロマンガは買うくせに」といわれたそうなのですが、なんせサイズが違うのですよ。本ならしまっておけるけれど、フィギュアだと見つかったときのダメージが半端ないのですよ。
ここで、視点が「見られたら恥ずかしい」になるのか「置いてある人を見たらびびる」になるのかでまた立ち位置が変わりそう。
どちらも、一回買うとそのワクがはずれるわけですが…。
 
ロボットフィギュア・アメコミフィギュアでもこのへん感じる人はいるようですね。今となってはそこらへんをどうこう言う人って案外少ないと思いますが(いないわけではない)、あとは自分が育ってきた環境によるものでしょうか。隠れオタクは環境次第で辛さが上下するんですよねえ。
 

●はじめてのエヴァンゲリオン。●

フィギュアには手を出さないようにしていたのについ最近レイとアスカのフィギュアを買ってしまいました。
これから自分がどうなるのか不安と期待でいっぱいです。フィギュア用に貸し倉庫借りちゃうかなぁ

それはスゴ!か、貸し倉庫…。でもっ!それをしたらっ!見れない!…と思う自分は割りと末期かもしれません。
統計とったわけじゃないので単なるカンですが。
エヴァンゲリオンでフィギュアの道に転げた人は多いのではないかと思っています。自分がそうだっただけに。また出ている数が半端ないのも手伝って、自分好みのフィギュアに遭遇する確率が高い、ってのもあるんですよね。
加えて、こういう構図がありそう。
エヴァを買う。ロボだし平気→ガチャガチャを買う。女の子キャラ混じり→「女の子キャラ…もまじってるけどいいよね」→超越。
入り口がとにかく多いエヴァンゲリオン。あ、ガンダムSEEDも多いかもしれません。
それにしても、アスカとレイがオタク文化に及ぼした影響はあまりにも絶大すぎます。性的な意味で。アスカ大好き。

僕は最初はアスカの胸像から入りましたw初が胸像ってのもコアだwでもそれくらい魅力的だったんですよ♪
で、その筋では有名な冬服アスカも購入。これはお気に入りなのでスキル上げてから必ず組む予定です。

胸像!それはコアですねえ。でもその分すごい細かく作られていそう!気になります。冬服アスカはしらないのでぜひ見てみた…や、やばい、買ったらどうしよう。というかアスカが好きなあなたはぼくの同志。なんかめっさ共感するのですが。
もちろん、レイ・アスカというモチーフが単に数が出ているから認知度も高い、という問題ではなくて、それだけ造形として多くの人を魅了するくらいに完成されたデザインだった、というところは大きい気がします。レイなんて、人によってはある意味「美少女像」の完全体みたいな一面もあるでしょうしね。このへんの人を虜にするデザインについては、アニメ文化創世以来ずっと試行錯誤されているところだと思うので、ちょっと興味深いところ。それが絵ではなく3次元のフィギュアで高まっていく、というのもまたポイントな気がします。どんなに二次元が好きでも、偶像は三次元。
 

スーパードルフィーのささやき●

はて、フィギュア好きがランクアップしたところの存在でもある、スーパードルフィー。同時に人形好きが遊びでランクダウン*1させて買う一品でもあります。
スーパードルフィーオフィシャル
自分もこれ2体持っているのですが、やばいです。
ついでにうちの娘*2さらしておきます。

地味ですが、色々いじってあります。素体以外全部変わっているかも。

フィギュア、リーメント食玩も冥府魔道へ一直線です。あと、スーパードルフィー系も(吐血)!

ドールの魔力にも惹かれかけましたが衣装の値段でストップ。何かしら自分に規制をかけないとダメですよねw

ドルフィー。何が怖いかって、値段。ヤフオクで最低額で5000円から1万が多いのかな?高いのになると大変な額に。それこそ、へたすると自分の服より高いのもざらにあります。
マンガおたくの娘さんでもそれについてリアルに描かれているシーンがありました。リアルな娘の服はケチるのに、ドールの服なら4万払ってしまうダメ男。…しかし自分にそれを「ダメなやつ」という資格はあるのか?!
ドルフィーやるなら、他のフィギュアは買わない。くらいの愛情とストッパーがないと、おそろしい金額が湯水のように飛んでいくことに。最近のドール・フィギュアは値段が下がりつつあるとはいえ、お金の問題は大きなネックの一つです。
 

リボルテックの魅力と利点●

さて、金銭面がネック、というのはどのフィギュアにもある悩みですが、その点を打ち破るように買い求めやすいのがリボルテックシリーズ。動く上にそんなに高くない、というのは軽い衝撃でした。

リボルテックはいかがですか?イングラム両機、EVA初号機F型出来が良いです

リボルテックはほんといいですよね。なんせ安い。出来がいい!イングラムは即買いでした。
個人的に出来に感動したのは、キングゲイナーでした。あれは理想的な立体化でした…。
リボルテックヤマグチ No.07 キングゲイナー

フィギュア・・・黒ゲッターとかよつばととか、うおっ欲しい!って思うんですけど、
じゃあそれをどうするのって聞かれるとどうしようもない。
でも動くフィギュアって格好良いんですもの!!そして鳴海兄ちゃんフィギュアが欲しい。(無いですが)

あはは、鳴海兄ちゃんリボルテックほしい!リーゼロッテは買ってしまいました(普通の)。
よつばの出来がまたよくて…あれは動いてなんぼですものね。以前電撃大王についていた付録のは神がかってよい出来でした。たくさん買っておくべきだった。
よつばと リボルテック
定価2千円弱。ガンプラレベル。中高生でも手に入れやすい時代になったんだなあ…。
 

●どこでがまんするか。●

とはいえ、リボルテックでも無尽蔵にかうとバカにならない場所と金額を食います。
フィギュア文化はすごい発展しつつあるし、恥ずかしい趣味ではなくなってきているとは思うのですが、物欲の刺激のされっぷりに関してはやはりどこかでストップしないと大変なことになりかねません、主に場所が。

ナディアのフィギュアは出来良すぎですwうたたね氏監修だし。でも確かにフィギュアは“見れればいい”から
箱から出ない。しかも最近は完成品が組立品より安価な事、箱入りでも十分鑑賞出来るので余計に(ーーu)

そうなんですよねえ。中国のおばちゃんががんばってくれているので、完成品の値段がバカみたいに安い。自分は技術ないので、1万以上の組み立て品にはとても手が出ません。そして、完成していると箱に入れて飾るのがデフォルトになりがち。
そうすると箱の上に箱を…というスパイラルに。

ショップでコンプ品なんか見ると良いストッパーに。コンプにこれだけかかるんだ?と。種類が少ないと…
プリキュアSS。ガシャポン(もしくはガチャ)で舞だけ出ねぇ!一回200円で十回以上やっても!
店員さんに頼んで舞だけ売って頂きました。他は出してたのに舞分だけで十回以上。事実上敗北宣言。

最近は自分その点、ずっと敗北宣言です。ショップでコンプセットばっかり買っているので非常に正々堂々としていません。
ただ、ガチャガチャに湯水のようにお金使わなくなったのはよかったです。狂ったようにまわしていたからなあ。それがまわりまわってクオリティの高さにつながっていくのならいいんだけれども。
ガチャガチャの仕組みはフィギュア流通の要でもあるようなので、今後も発展していくとは思いますが、それをどこで妥協するかを決めるのは本当に苦心します。まあ、自分の場合は「最初から買わない」という選択肢を考慮にいれていないのが問題ではあるのですが。
 

●フィギュアと性欲●

WEBフィギュアの写真で一発抜くと自然と物欲も収まりますよw

過激なご意見でありますwまあ、それだけネットの写真で見る美少女フィギュアの数々は、男性の中の感情を高ぶらせるくらいきれいになりつつある、という比ゆとして捕らえると、これは納得。パンツ見えたほうがうれしいですしね。リカちゃんのスカートだってとりあえずめくるってもんです。
フィギュアは一種の女性美の形だから…!と力説しても、キャストオフできる美少女フィギュアが多い昨今、言い訳は通用しずらい部分はあります。
ただ、買っている人の大半は「エロだけ」ではないと思います。
たとえば、こんな比率でしょうか。
「キャラ愛:物欲:エロい気持ち=6:3:1」
やっぱり、どんなにすごいエロフィギュアでも、静かにたたずんでいる好きなキャラにゃあかなわない。
あとは、お金を使う楽しさを満たす、という部分も0ではないので、物欲。エロはその次の段階で入ってくるトッピングだと思いました。
たとえば、同じ位できがいいアスカのフィギュアで、パンツ見えるのと見えないのなら3時間迷って後者を買ってしまうかもしれない、ってことです。それがまわりまわって、最初の「恥ずかしい」にもつながるのです。
 

●フィギュアの道は魔の坂道●

あらゆる面で買う際のネックが大きくなりがちな*3フィギュア。しかしまだまだ数は増え続け、売れ行きも伸びている感があります。そして温度変化で色が変化したり、やわらかい素材で服を脱がせたりできる、というような改良の余地もまだまだありそう。造形美としても傑作が出続けています。
買う買わないは財布と場所との相談、というのが最終地点なのですが、ひとつだけ、ひとつだけ言わせてください。
そのときしか手に入らないのじゃなくて、いつでも手に入る環境だけが…ほしいです…。
 
〜関連記事〜
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フィギュアの中国生産ラインについてしらべてみた。
あなたは大丈夫?「ケロロ軍曹」に学ぶ買い物依存症の心理

*1:値段的に。ビスクドールやヴィンテージドールの値段はしゃれにならない。

*2:説明しよう。人形好きの大きなお友達は、スーパードルフィーのことを娘と呼ぶのだ!

*3:特に家族がいる場合