たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

自分のコミケのテンションのあがり方。

コミケ組のみなさんおつかれさまでした。たまごまごです。
自分はぶっちゃけ買おうとしていたものが大手サークルな上に、ほとんどショップ依託されるので今日はあきらめました。年です。イサコ様本を買いあさる予定でしたがむりでした。
あと、一人のオタクとしてミーハーにマンガ家さんにサインしてもらったりしていました。どれも鼻血出そうで仕方なかったのですが、特に今自分の中でホットでしかたないすたひろ先生にサインもらったのは、宝物であります。ありがたや!
 
そんなことはともかく、たかすぃさんのところでお手伝いさせていただいたのですが、買って行ってくださった皆様本当にありがとうございました!おかげさまで完売いたしました。
また、あたたかい声をかけてくださったり、自分に挨拶しにきてくださった方には、心から感謝!あまりにもテンションあがりすぎて、売りながら泣くかと思いました。興奮しすぎです。
 
とりあえず2・3日目いろいろ見たのですが、なんであの空間は人格がかわるんでしょう。いや、むしろ人格が噴出したというか。「げんしけん」で「頭のてっぺんが開く」という表現をしていたのが、的確すぎです。
具体的に言うと、荻上が髪の毛を下ろしているのもかわいいけれど、あれは筆状態でしびびびされながら、てっぺんから何か出ているという感じの状態です。出てないけど出てそうです。
しかし、オタ生活が長いと(隠れ時代含む)要領のよさというのも覚えるもので、これは後で買えそう、これは依託で買う、これはおさえるべき、というのが瞬発力でぶしゅぶしゅとわかるようになってきました。昔コミケにいったときはえらい額使ったものですが…。年です。
それでも、間違いなく普段とは一線を画したテンションにはなっていたと思います。
 
確かに「ほしいものがある」とかは根っこにあるのですが、そもそも自分の財布のひもがゆるんだり異様なテンションになったりするのは、ちょっと別なところに原因があると思います。普段は見ることのできない好みのサークルさんがいるとかも原因ではあるのですが、もっと別のところに。
自分にとってのそれは「全員が何らかの趣味持ちである空間にいる」ということ。
「オタク」とくくっちゃってもいいと思いますが、なんか自分以外の人に対しては語弊があるので、趣味持ち。ディープでもライトでもいいです。問題なのは「好きなものがある」ということ。
そりゃもちろん、どの社会でも「好きなもの」はあるわけです。またコミケみたいな非日常空間でも趣味の合わない人の方が多いわけです。
だけれども、そこにいる全員がなんらかの「好きなもの」をおおっぴらにしている、というのがたまらなく居心地がいいわけですヨ。
ライブ会場でも同じだとは思います。あれは特にみんな好きなアーティストがいるからさらに熱狂感も増しますが、アーティストに対する「好き」もありつつの上に、好きだと言っている人が多数いることが好き、なんです。
コミケは確かに信じられないほどの人が集まり、戦場の兵士のように戦いを繰り広げているわけですが、それは目立つ一部で、実際はあらゆる趣味の幅(マンガ、アニメ、ゲームから、医療やガーデニングにいたるまで)の中で好きなもの表明を、サークル側も買う側もできているのが本当に心地よい。
だから、好きなジャンルの本を買う瞬間はその「好き」がぶつかる瞬間で、うれしい、というより「ほっ」とします。
今回はたかすぃさんブースで売らせていただいて買う人の顔も見ることができたことで、なおさら確信できました。ああ、自分にとっての同人誌って、物欲じゃなくてコミュニケーションだったんだなあと。自分で作り上げたたかすぃさんは今頃幸せ死にしてるんじゃないかなあと。
 
そう考えると、最初に書いた「あとまわしで、依託買いでいいや」はもったいないことしているなあとは思ったりします。が、一つの出会いに何十分もかけるよりは、たくさんの人と作品を通じて触れ合いたいなあ、とも思ったのが正直なところです。同時に、自分に対していろいろな面で声をかけてくださった方は、その貴重なふれあいの時間を割いてくれたわけで、なんだか泣きそうです。年です。
 
いろいろ失礼な発言も多々あったと思いますが、声をかけてくださった方、自分が買いに行ったサークルの方、あれは安堵と高揚感だと思っていただけると幸いです。せっかくだから、買った同人誌のサークルさんには感想を書いて送りたいなあと切に思っています。
前後の会話、売り買いの瞬間、好きなものがある人の集う空間、それが自分の中の「コミケ」なんだなあ、と思いました。ネットでの趣味の絡み合いも楽しいですが、やっぱり壮絶な人数が生ですれ違う快感にはかなわないや。
物欲は明日にでもとらの○なに行って満たします。主に電脳コイルイサコ本とプリキュア5本。