たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

潜入!魅惑のパジャマパーティー(肉的な意味で)「みつどもえ第134卵生」

さて問題です。

「チェホン」の後にはいるのはなんでしょうか!
 
…まあたいしたことじゃないんですけどね。トラップトラップ。
でも同じ事を考えた人は世の中に1億人はいるはずです。
 
今回は杉崎家にて、お泊まり会が行われました。
そう、男の憧れ、夢、浪漫、通称「パジャマパーティー」です!
いくらお金を積もうが、人生を費やそうが、絶対に潜入できない、思春期少女のパジャマパーティですよ。これ以上の夢のイベントがあるだろうか!
アラブの大金持ちだって、少女にはなれないから、パジャマパーティーには参加できないのです。なんというビッグイヴェント!
だが、マンガなら、マンガなら潜入できるんだ…これ以上の至福があろうかいやない。ない。ないよ。
レッツ潜入!
…おれ、宮下の横で寝るんだ…。
 

●謎の寝室●


残念!宮下の横は吉岡でした!
だよねー。嫁だもんね。
まあそれはともかく、やはりパジャマパーティーなら「みんなでお布団」です。これは重要なことです。
というのも、ベッドでは頭寄せ合ってお話できないわけですよ。数人が寝転がって、顔付き合わせるには布団、なのです。
んじゃ杉崎は布団で寝ているのかというと、違います。
この次のコマなんですが。

みっちゃんが何をしているかはいつものことなのでおいといて。
天蓋+カーテン付きのベッドが、あります。
おそらくこれが、杉崎の普段の寝床ではないかと思われます。
ではこの広い部屋が杉崎の部屋かというと、どうやら違うようです。113卵生(ルームランナーの話)や108卵生(心霊写真の回)などで出てきている杉崎みくの部屋は、下がフローリングで、ベッドはありませんでした。
ここは絨毯。ということは。
1、杉崎みくの寝室として別の部屋がある。
2、お客さん用の寝室を使っている。
3、杉崎ママの寝室を今回貸している。
の可能性が出てきます。
以前のでかいこたつといい、杉崎家の間取りを一度確認してみたいものです。全く想像がつきません。
にしても、こんな広い部屋なのに布団ひいているのが扉のすぐ側の隅っこってのがいいですね。これ多分杉崎ママによる配慮なんじゃないかと。
 

●杉崎みくの野望●

とはいえ、このパジャマパーティーも「偶然の産物」ではないわけで。
みっちゃんは当然のごとく被害妄想の塊になっているから、上のように隅っこで寝ているわけです。
今まではその被害妄想も「単なる勘違いオチ」が多かったのですが、杉崎はそんなに複雑な精神構造の娘じゃないわけですよ。むしろ単純明快というか。
なので、珍しくみっちゃんの予感的中。トラップトラップ。
額に「肉」の字を書いて写真に撮ろう、という罠です。
証拠はこれ。

超練習してるよ杉崎。
そのほかにもありとあらゆる下準備をし、今回のパジャマパーティの企画も計算済み。
どんだけみっちゃんのこと愛してるの!もう結婚すればいいのに!
 
また、練習している字を見ていると愛らしいのですよ。
拡大。

力強い左端の「肉」もいいんですが、一番上の真ん中の丸文字の「肉」のかわいらしいこと。
みっちゃんを「いかに辱めるか」という魂胆もありますが、同時に「どういうのがみっちゃんに似合うのか」「少しでも演出したい」という、いたずらにしては思いが走りすぎているのがよくわかります。これを愛と呼ばずになんという。
しかも上の方に、一度練習しまくってぐしゃぐしゃに丸めたのまであります。どんだけ練習しているんだよと。
みつどもえはこういうところが本当に細やかでびっくりします。
 
とはいえ、おでこラクガキの攻防も小学校6年生の少女達には重荷です。

ラクガキされまいと必死に眠りに耐えるみっちゃん。
今か今かとみっちゃんが寝るのをペンを持って待ち構えている杉崎。
ボブの話をする吉岡。
・・・ボブ?
吉岡の見ているドラマが何なのかとても気になるところですが、このみっちゃんの顔たまらないですね。
パジャマパーティーの醍醐味と言えば、寝ないでおしゃべりすることではありますが、同時に「だんだん眠くなってきて朦朧とするところ」でもあります。
修学旅行で早く寝たもの負けみたいなことです。
まあ、大人がお酒飲んで意識朦朧とした中で腹割って話すのと同じ効果かもしれません。
いずれにせよ、「寝たら負け」の戦いを繰り広げるみっちゃんがあまりにもキュートなので、そのまぶたにチュッスをしたいところであります。
だがぼくはこのパーティーには入れない。残念です。
 

●ふたばは?●


今回はひとはも泊まりに来ています。
彼女いわくみっちゃんの監視役だそうです。あるいは宮下が無理やり引き込んだ可能性も考えられますが。
最初は全然乗り気じゃない彼女(当たり前?)も、「怖い話をアップテンポに」というみっちゃんのリクエストで、ノリノリに。

やたらとクセになりますこのひとはの顔。なんじゃこりゃ。
彼女が何を考えていたのかはよく分からないんですが、今までこういう経験ないでしょうし、実は今回結構楽しんでいたんじゃないかしら?
最近ひとはは人を驚かせるのが楽しいみたいで、少なくともインナーで自主的に何かをしようとしていなかった彼女としては成長がある気がします。
関連・「自分」がなくて悩んでいた頃のひとは
 
はて、ひとはとみつばが泊まっているにもかかわらず、なぜか今回ふたばが泊まっていません。
確かに杉崎チームと接触はないけれども、普通ならさすがにいるだろう!なぜ?なぜ?
杉崎のことですから「ハブる」ということはしないはずなので(杉崎はやさしい子です!)理由があるはずです。
自分が推奨したいのは「ふたばはパパと過ごす時間が一番大事だから」ではないかという説です。
確かにふたばはみっちゃんもひとはも大好きで、一緒にいたいと願ういい子ですが、夜一緒にお風呂に入ってくつろぐ時間までそこには割かないのではないかな?と。お風呂で背中流すのはふたばのお仕事ですから。
まあ、原因は明言されていませんが、ふたばは3人の中でも比較的大人な意思と自分の好みを持って、きちんと行動できる子なので、自ら選択したのではないかな、と思いたいところです。
 
でもねー。最近めきめきふたばが女の子らしくなってきていて、できれば!このパジャマパーティーの恋バナモードの時に「小生はしんちゃん大好きだよ!パパはもっと好きだよ!」とか言うふたばが見たかった!見たかったんだ!(大好きだからこの場にいないんだけども!)
 
いずれにしましても、少女パジャマパーティー大変おいしゅうございました。これで10年は長生きできそうです。
 

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今回は「みつどもえ」が表紙+巻頭カラーという素晴らしい回なのでした。みつどもえファンなら今週号は永久保存版だ!と思う。
そのカラー見開きで、メインキャラほぼ全キャラ総集合というこれまた見事なイラストを見ることができます。特によかったのは。

みっちゃんの腹だと思います。
 
表紙+カラーで十分すごいんですが、今回さらにもう一つとんでもない企画がありまして。
グラビアアイドルと三つ子のコラボグラビアです。
グラビアアイドルが三つ子の髪型をして写真を撮るという、「みつどもえ」という漫画のことを考えるととんでもない大躍進?な出来事が起きました。まさかそうくるとは夢にも思いませんでした。

こんな感じ。
まあ、正直みっちゃんの方が1万倍かわいいけどな!(比較基準・俺)
ひとはの髪型で半裸笑顔で微笑むグラビアアイドルを見るのは、なんだかとてもシュールでした。
にしてもすごいなあ。チャンピオンによるみつどもえプッシュの大きな一歩、と見ていいですよねこれ。
 
みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 2 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 3 (少年チャンピオン・コミックス) 
みつどもえ 4 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 5 (少年チャンピオン・コミックス) みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)
すごいなにげないシーンですが、一番上のチェホンマン女のコマ、後ろに吉岡が隠れているのがかわいいです。
小学校低学年からいつも一緒だったのねー。幼い吉岡がツインテールっぽくしている貴重なカットでもあります。必見。