たまごまごごはん

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華奢な少女に、抱きつかれたい!「ろり悪戯」

今日もエロマンガの話ですすいません。
なぜかというと好きだから。
LOレーベルから出たおおぬまひろし先生の新刊のお話。
エロマンガ話なので収納です。
 
 

おおぬまひろし先生はもうほんと・・・大好きでして。
LOのバックナンバーでおおぬま先生の載っている号を何度読み返したことか。ツボなんてもんじゃない、ストライクゾーンに入った玉の上にもう一球突き刺さるくらい好き。
どこがいいか・・・一言で言えばおおぬま先生のマンガのよさは、少女の感触の描写力が卓越していることです。
 

●あの子はとても華奢で小さくて。●

おおぬまひろし先生の描く女の子はものっすごい華奢なんです。
がりがり、なんじゃないんですよ。華奢なんです。骨からして細いんです。

ものすごく細い腕、細い脚、薄いお尻。
丸っこい顔と、小さな首。鎖骨も浮かび上がり、肩も細い。
絵としてもしっかり描かれているんですが、それ以上に感覚的に「華奢」なポイントをしっかりおさえているのです。だからこそ見ていて彼女たちがパタパタ動く様まで想像出来るんですよ。
 
ある意味匠の技だと思います。
ロリコン魂を震わせる「パーツ」ってあると思うんです。例えば胸の小ささだったり、目だったり。
おおぬま先生は多分、脚と肩
少なくとも自分はそこで、ものすごい勢いでアンテナが反応します。華奢オブ華奢なんだもの。

ロリ絵って基本的に頭身がかわるので肩幅は狭くなるんですが、それにしてもおおぬま先生の描く肩のラインはかわいすぎます。コロンと小さい。
あとは細くて小さいのによく動きそうな脚ですよ。だってこの子絶対ひとところにとどまってないでしょう。絶対パタパタ動きまわるでしょう。
そう考えさせられるのは華奢さもそうですが、キャラクターの服装などのデザインのせいもありそうです。
 
加えて、これが重要だと思うのですが、おおぬま先生の描くコマって、空間が女の子のために存在しているんですよ。
基本的に視点が、女の子を見ている男性の視点です。
「少女かわいい、女の子かわいい!」という目線で描かれているので、常に女の子にフォーカスがあたります。
そのため、背景も、他のキャラも、全ては「少女がかわいく見えるための配置」としておかれます。
少女のかわいさが一番重要、他の全ては引き立て役なのです。
 

●女の子に触れたい●

感覚の話でもう一つ。
おおぬまひろし先生の作品は女の子に抱きつかれたいという夢を徹底して叶えてくれます。
具体的に言うと、幼い女の子が「あ!おにいちゃんいた!」とか言って抱きついてきた時の、あるいは膝の上に乗ってきた時の感覚。
腕とか脚とかあんまり肉がついていなくて、おしりもお肉が無く小さくて薄い、そんな女の子をだっこする感覚です。


体験したことあるか否かを問わず、女の子抱きつき体験を疑似体験出来るのはおおぬま先生偉大と言わざるをえません。案外このへん描かれないことも多い(いきなりエロシーンに突入したり)ので、ここを丁寧に描くのは貴重なんです。
ぶっちゃけ、上のコマのように少女達とワイワイやって、だっこしたり抱きつかれたり一緒に寝転がったりする「のが」いいという人も多いと思うのです。あ、エロシーンがいやだというわけではもちろんなく、どっちもいい、ワイワイ遊んでいるのも見たい、ということです。
バタバタ遊んでいる中で女の子に触れた時のドキドキの再現。その後ろめたくも「はっ」となる感覚を、微妙なこそこそ感と、さっぱり明るい空気で描ききっているのでとても気持ちがいい。うまいバランスで少女と青年の共犯関係を描いています。
共犯関係が微妙なバランスで成立した世界なので非常にもろくもあるのですが、クローズドになっていないので妙に安定感があり、不安さを残しません。
だから、徹底的に「おんなのこかわいい!」を堪能できます。

このコマなんかはかなりおおぬま先生らしいんじゃないかと思います。
えっちしたい、というよりも「女の子を抱きしめたい」漫画なんですよ。
だから極端な話、挿入しない話もあります。でもいいんです。
ハグ派ロリコンなら、体感できるこの少女ファンタジーに耽溺できること間違いなしです。ここは力説したい。
 

●小さな共犯者●

基本的に、男性側は「ちょっとやばいかなー」的な意識を持ってはいるキャラが多いです。
が、少女との密約の中で共犯としての契約をして開き直っているのがいいところ。
先程も書きましたが、この独特な共犯関係が、純愛と言うにはなんだか幼い、一方的にどちらかが奪うわけではないという特殊な関係を築いています。
ようは、二人の間の恋愛も、えっちも、遊びの一環のままなんです。

女の子側もこの関係を、二人きりの秘密にするのを楽しんでいるんですよ。
中には女の子をだましてエッチしてしまうひどい男の話も幾つかあるのですが、悲壮感なく女の子がそれを許容してしまって楽しんでいるのがおおぬま流。少女達、意外とタフです。
見ていると、確かに体格差はあるし、感覚的には大きな青年に女の子が抱きついてくる感覚そのものが描かれているんですが、内容的には幼い少年と幼い少女の遊びを眺めているような錯覚に襲われます。少年少女が二人きりの秘密の遊びを楽しんで、その背徳感すらも遊びにしてしまうような。
 
おおぬまひろし先生はもう漫画家生活20年の大ベテランです。
ロリ以外の作品のほうが圧倒的に多いですが、今回の単行本はいままでの中でも集大成的な力を持っている本だと思います。
多分この男女の関係の独特な明るさが、おおぬま先生のつかんだ技の頂点の一つなんだろうなあと思います。今後もまだまだたくさんの、じゃれつく少女が見られると思うと生きていく希望がわくよ!
 

この単行本でおおぬま先生のロリワールドが気に入った人は、「ちんまり80%」もオススメ。20%はロリじゃないですが、80%はロリです。500円のディスカウント価格でえっちする女の子たちのライトさがものすごいよかったです。
ちなみに「ちんまり80%」の方が年齢的には低めです。
 
まんがさんぽ  ■ろり悪戯 (おおぬまひろし)
ヘドバンしながらエロ漫画!  おおぬまひろし『ろり・悪戯』