たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

最近みききしたものまとめ。

見たり聞いたりしたものまとめです。
 
それでも町は廻っている
ヤングキングアワーズヘルシングを見ていたら「うわ、これおもしろっ!」と思って即買い。単行本を手に取るまで、まさかメイド喫茶マンガとは思いませんでした。まあもっとも、メイド喫茶らしいことはやっぱりぜんぜんしていないんですが。
主人公の女の子嵐山はものすごいとぼけた女子高生。色気より食い気より推理小説好き。んで、どーしよーもなくダメなんですが、そのダメっぷりがめんこい。あ、推理に関してはとびぬけてます、が、イヤミなくしかもオチがついているので、全体的に腰抜け感満載です。
んでこの奔放な子に色々な人がふりまわされていく+嵐山がふりまわされるわけですが、いかんせん行動半径が小さい。さすが題名に「町」とつくだけあります。第三話の表紙の描き方が非常に秀逸だと思うのですが、あくまでも町のあらゆる事象が、嵐山の視界の外に出ていません。宇宙すらその視界の中です。また、第10話は、すべてのアングルが、嵐山の年の離れた兄弟タケルとユキコの視点から描かれています。なんてことのない町の色々なものに、愛情をこめて、好奇の目でのぞきこんでいる描写がスゴイ。だからこそ、ずーっとこのままのような錯覚を起こさせる変な安定感があります。
メイド喫茶」という名すらついているものの「を目指していて失敗した」というオマケがつくので、逆にトボけた空気の演出になっていて、かえってほっとさせられます。数学教師の森秋先生や、クラスメイトの辰野さんなど、男女共にメガネスキーにもおすすめしまッセ。
読んだことある人は、嵐山の微妙Tシャツもチェック。次に書く「メカビ」にもこの本紹介されてますね。
 
メカビ
題名に「男子は皆、オタクである」とすごいこと書いてあるんですが、出してるのは講談社じゃないですか。しかも内容は「月刊アフタヌーン」の大御所執筆人勢ぞろい。コレは買うしか!と思って買いました。
なかなかどうして、「萌え」という言葉と裏腹に(?)硬派な文化評論誌になってます。「モブカルチャー」と造語で銘うってるだけあって、サブカルの範囲におさめずに「一つの時代の産物」としてきちんと書かれていました。クリエイター視点から、ユーザー視点から、色々な方面から描かれていて、新鮮な発見の多い雑誌です。
各地で「麻生大臣がローゼンメイデンを!!」というのがネタになっていますが、この人はものすごくきちんとマンガを読み込んでいる人なんだなー、とびっくりさせられました。インタビュー読んでいて、本当にマンガが好きだ、というのが伝わり、好感が持てました。これだけ多方面に肯定的だと、カッコイイですねー。
加えて、「EDEN」の遠藤浩輝さんがイラスト描いていたり、「ディスコミュニケーション」の植芝理一さん、「BLAME!」の弐瓶勉さんがインタビューされてたりと、アフタヌーンスキーにはたまらない一冊となっております。
 
Castle in the Sky ~天空の城ラピュタ USAヴァージョン・サウンドトラック~
見たことないCDなので、ムスカスキーとしては聞くしか!と思いゲット。
全曲まったくの別物なのね!フルオーケストラになっています。アレンジとしてはしっかりしていて、新鮮味たっぷりで聞けました。あ、ただし、映画原版のサントラを聞いていることは条件に入るカナ?と思います。楽しんで作っている感にあふれているので、ムスカ大佐も草葉の陰で喜ばれていることと存じ上げます。
 
今月の「らいかデイズ」
竹田くんがらいかのパジャマ姿を見に行く話(フフ
最近こと来華の中での竹田君の存在が、どんどん大きくなっていっているなあと思いました。竹田くんの中での来華の存在とは、意義が大きく違っているみたいですね、いい意味で。にしても記憶をなくしているとは、竹田め・・・w
 

すげえ!すげえキモイ!
いやはや、何体つかっているのやら。赤ん坊への悪意でパンパンです。
 

なーんでみんなで見るといいアニメが「あずまんが大王」なのカナ?人気あるのかしら。やっぱり香港映画マニアにとって香港が、はたまたアメリカ映画ではハリウッドが聖地であるように、アニメファンの聖地は日本なのでしょうかね。食べ物は日本食がよい、らしいです。
 

ミクルを「母性的」として、ミサトさんと比較したのは、なるほどーな感じ。ハルヒ長門の位置づけは見ての通り。確かにハルヒでも、世界が簡単に動くわりに、そばにいる他者との境界線がすごく断絶的。「エヴァンゲリオン」ではATフィールドとして描かれていたアレ。とりあえず、両者が似てるナーと思うのは、「談議しあう要素がたくさん含まれている」こと。映画やアニメって、そういう「答えのない結論」を論じ合うのが一つの大きな楽しみだと思うのですヨ。
 

ケロロ軍曹を思い出しました。いや、ギロロ