たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

YOUTUBEから、書くことを学んでみる。

YOUTUBEが教えてくれたこと(ハコフグマン)
うっ。これ非常にハートにきたので紹介。

 業界人にとっては目の上のたんこぶ以外の何者でもないYOUTUBEだが、
3つの重要な視点を、テレビ関係者に教えてくれているように思う。
一つは、長尺ものは嫌われる。
二つ、視聴者はそれほど画質に拘泥していない。
三つ、見たい時に見たいものを、という膨大なニーズの存在。

映像についての話なんですが、1と3って文章を書くことや絵を描くことにも、音楽を演奏することにもすごく通じると思ったのですヨ。
特に1番。
文章の場合、自分なんかはわりと「仮定→証明→結論」を意識しすぎてるうちに「あれもこれも」と詰め込みすぎちゃってもう文章長くてしょうがなくなっちゃうのですが、気づいたら長いのがいいことみたいに思い込んでいるんじゃないべか。もう恥ずかしいワアほんと。言葉遣いもまわりくどかったり。「昭和軽薄体(○○でR、みたいな書き方とか)」みたいに書くのって楽だし読みやすいんだけど、ムダ肉だらけになっちゃうんですよね、プヨプヨですよ。
YOUTUBEにもたくさんの動画があがっていますが、自分はあんまり長いと途中で見る気なくなっちゃいます。10分こえると、もう途中でいいやって思っちゃう。
しかし、1分くらいでものすごく面白いor知的好奇心わかせるものだと、何度も見てしまいます。
文章も、一番いいのはその流れを簡潔に、かつわかりやすくまとめることなんだな、って思いました。読む人聞く人を想定して、楽しく削ることって大事ですよね。
難解な言葉やわかりずらいフレーズを使っていると、つい自分に酔ってしまいそうですが、できれば中学生くらいが見聞きしてもわかるくらいにしぼるほうが、よいよネ。
(もっともうちのサイトはネタ的に小中学生が見たらトラウマになるの多いですが、それはソレ。)
その上で、自分の中で最大限にネタを煮詰めて質があがればいいな、と思いました。そこだけはYouTubeとは別。
うん、がんばってみよう。
 
ところで、映像について書かれたこのエントリ、書いた人は映像技術や普及に対して本当に詳しく、また憂いている人だと思いました。3にとても共感します。

 最後に、YOUTUBEが教えてくれた本質的なこと。それは、多くの視聴者は、デジタルハイビジョンで美しい映像を、2時間の長尺で、テレビ局様が作ってくれた番組をありがたがって見たいわけではないということ。だって、それを見るには20万円はしようかというハイビジョンテレビを買わなきゃいけないのだから。
これだけ多様な映像の伝達手段が広がりつつあるのに、2011年から日本は地上波デジタルハイビジョンの時代に突入し、アナログ放送は停波となる。みなさん、準備はいいですか。

YouTubeGyao、オンデマンド方式の映像、後昨日紹介したDivX Stage6とか、映像のあり方はいろんな可能性に向かいすぎていて、把握しきれません。とりあえず地デジとかブルーレイとかなんだかピンとこないなあってのが感想。無知なだけかなあ。
しかし、いつでも見れる環境はなんとかしてほしいです。だって、見逃した撮り逃したでその映像と出会う貴重な機会を逃すのいややもん。一期一会じゃないんですよ、ムービーは。
と・は・い・え、北海道住民としてはその7割近くがいまだブロードバンドってなにそれおいしい?という地域なので、その地方格差はほんと早くうまらないかなーと思っています。
話それましたが、早いうまい安いな牛丼的映像伝達できないかなー。音楽も。これはいいと思った高級料理的映像があったら、CDやDVD買うからサ。
 
関連
DivX Stage6がYouTubeに勝てない理由(なつみかん)
OP/EDまとめを見ましたが、いやーこれはきれいだ。
GUN道のアナザーOPの高解像度版まであるのは笑いました。やるなあ。
とりあえずこの二つ、用途によって扱いが別になるか、あるいはstage6が矮小化していくかはわかりません。動画販売の完備もされていくみたいなので、それはぜひとも応援したいとこですネ。