たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

ブログとニュースサイトと「塊魂」 

ここのページはなんか適当なネタみつくろってしらべるのメインだったんですが、最近、「ネタ参照→自分の意見」って記事が多くなった気がします。
最初は「別にニュースサイトでもないのにこんなんでいいのかなあ」とか思ってたんですがむしろこれが楽しいことに気づきました。だからしばらく続けてみようと思ってます。
とはいえ、以前も書いたように「うまく言葉にできない」ことも多々あり、「とりあえず書く」という感じです。時々「足りてないなあ」と思うこともあります。でも、書いておきたいから残す。そんなループです。
 
完成した記事と未完成の記事まなめはうすより)
まなめさんのコメントにあるように、最近はブログが一つの討論の場になっていることがとても楽しいと思うようになりました。まあ、討論っていうか、書いたら投げっぱなしジャーマンなんですが。
それでも、だれか一人が問題提起(ここでいう未完成記事)をして、それをみんなでもみ合いへしあいするのって、すごく面白いデス。
それに、「ああ、こういう考えもあるのか」とじっくり読むことができる。掲示板では書ききれないくらいの分量を読めるってことですね。これはちょっとなあ、ってのは読まずに流せると言うのもメリット。
 
なんかね、誰かが山に小さな石をおくんですよ。それは大きな岩かもしれないし、まめつぶみたいな石かもしれない。
その人は自分で、時々通って一個ずつ、石をのせたり、固めたりするんです。
時々崩れちゃうこともある。雨風にさらされたり、昆虫がぶつかって形がゆがむこともある。しかし、何か一つのオブジェができる。
それをみて「ここにこんなに面白いものがあるよ!」と知らせてくれる人がいる。それは見る人によってぜんぜん印象もちがうもで、そしてそれをみて、誰かがスケッチをしたり、新しいオブジェをつくる。
 
ああ、ブログっておもしろいな、ニュースサイトって面白いな!って、そういう面で最近思うのです。自分の書いているものはもしかしたらおジャマな石なのかもしれないけど、そこになにか一つおいていきたいじゃないですか。ネえ。
あるいは、それを外から見て「うちはこう思うんだな」と新しい石をつみたい。恥ずかしくなって撤去することもあるけど、おかないよりおいたほうがいいよネ。これがブログ文化(?)といわれるものの最大の醍醐味だと思いました。
 
そう考えると、毎回毎回の記事を完成させる理由も特に無いのかも知れないデス。日記というのは、日々の自分の考えを書き溜めるものなのだから、別に何かしらの結論をつける必要もない。書きかけの文章を書き続けるとこそが、完成に向かうのかも。以前も書いたように「99:1」くらいでもいいんじゃないかなって。
 
ダメな記事だっていいじゃないか明日は明日の風が吹くより)
「こうなのかなあ」「ああなのかなあ」というのはその問題にアプローチしている作業に他ならないわけで、
それを「つまらないかもなあ」と捨てるのはあまりにももったいないじゃないですか。
案外、みんなそういうのを楽しみに読んでるんですよ。少なくとも自分は人のそういう過程を見るのがスキだし、「うちはこう思うヨ!」とか書きたいと思ってます。迷惑だったらスイマセン。
「観客視点」ですが、日記だろうとニュースだろうと「この人面白いなあ」と思ってみてるわけで、「確信もった自論」も読みたいけど、それよりも「この人がどんなことを思っているんだろう」と言うのを見るのが非常に楽しかったり。
また自分がそれについて、あるいは仕事面なんかで考える思考の流れについての勉強になります。
だから、「うーんどうしようかな」と思ったブロガーのみなさん、どんどん書いて!読者からのお願いデス。
 
一個だけ問題があるとすれば、有名ブロガーさんが「適当」につづったことがものすごくブックマークされたりすると、多分複雑な気分なんだろうなあ、と。それもまた一興。