たまごまごごはん

たまごまごのたまごなひとことメモ

知らないところでささやかれている。

露女性殺害の過激報道RinRin王国
こんな事件があったこと自体知らなかった自分がいました。
 
ちょっと置き換えてみます。あくまでも「例」です。
もしこれが「北朝鮮」の男性に「日本」の女性が(痴情のもつれで)殺害されたとなると、大事件ですヨ。
きっと国をあげて北朝鮮たたきをすること間違いなしでしょう。
しかし、いざ自分たちが逆の立場になったときの、この報道のうすさ。
もっとも「痴情のもつれ」なんてそれぞれの問題にすぎないので、国際的だろうがなんだろうが勝手にやっててチョって感じなのが正解なんですが、それでも何らかの色眼鏡が相手側にあった場合はやっぱり「国際問題」になってしまうんだ、と恐怖しました。

8月16日付『コムソモリスカヤ・プラウダ』(電子版)は「日本は密漁者殺害に対する復讐(ふくしゅう)をしているのか?」と題し、「もちろん、『歯には歯を』という原則は国際政治に存在する。例えばスパイ事件のときの外交官追放だ。殴り合いをしてもよい。しかし、『民間の』復讐であっても、殺害はひどすぎる」とまじめに論評している。これはロシア当局による情報操作というよりも、日本の事情に通暁していないロシア人記者には、日本に反露感情が蔓延(まんえん)しているので国境警備隊の蛮行に怒った日本人が弱い立場のロシア人ホステスに報復したかのように見えるのだ。

うん、「ちげーよ!」といいたいところですが、そう見えちゃうのもしかたないかもしれないと思うと、怖くなってきました。
もっとも、外国人とのトラブルなんてのは数多くあるわけで、何かあるたびに毎度毎度謝罪にいくなんてのはやってられません。実際、ロシア人がこちらで起こしているトラブルはハンパじゃない。
身近に見たとこだと、稚内や小樽でのロシア人犯罪の数は尋常じゃないです。だって、車そのまま盗んでいっちゃったり、破壊したりするんだゼ。暴力事件もかなり多いんですヨ。見えないだけで。海沿いの町にお住まいの方なら、察していただけると思います。
あやまれっつーの!つーの!とは思うけど、このへんどうも個人間のケンカじゃすまないようで、国交悪化させるだけの対処じゃだめですし、難しいですねほんと。
もしね、自分が暴行や盗難をやられたら、一生「ロシア人」うらみそうな気がしませんか。
本当に悪いのはその「加害者」のみなんだけど、人種が無意識に加わっちゃうんですヨ。正直なところ。
ましてや殺人事件。この記事にも書かれているように、冗談や煽りではなく、ロシア人がそう感じてしまうのは仕方ないんじゃないカナ?
 
ほんのちょっとした外交での謝罪が、国交関係を保つのかもしれません。紹介したエントリの最後に書かれているようになればいいんだけどナ。
人の命が国際的に絡んだら、繊細な対処していく、その地道な作業は決して怠ってはならないと思うのです。
そして、地元での外国人とのトラブルは、おおらかに包み込む気持ちも。
むんずかしいね、国交。そんな自分は島国根性